救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「激動する南北情勢の中で拉致問題を考える」全報告



◆圧力をてことしながら帰国につながる道筋をしっかりと引き出す

加藤勝信(拉致問題担当大臣、衆議院議員)
 本日は、家族会・救う会・拉致議連の主催で国際セミナーが開催され、多くの皆様方にご出席をいただきました。日頃から拉致問題に高い関心を持ち、様々な形でご支援をいただいていることに心から御礼申しあげます。
 また今日は、デヴィッド・スネドン氏のお兄さん、マイケル・スネドンさん、ジェームス・スネドンさんにもご参加をいただきありがとうございます。
 今日は、北朝鮮の核・ミサイル開発を含む北朝鮮の問題点について、金泌材氏から基調報告を、そして北朝鮮をとりまく国際環境の変化について専門家による討議が行われると聞いています。活発な議論を通じて、拉致問題の解決につなげていきたいと思っています。
 ご承知のように北朝鮮が特別調査委員会を設置してから2年以上経ちました。しかし残念ながらこの間、一人の帰国も、帰国に向けての道筋さえ見えてこない状況です。拉致担当大臣としては、被害者の方々、そしてご家族のみなさんに心からお詫びを申し上げます。
 そういう中で北朝鮮は、核開発や弾道ミサイルの発射という挑発行為を繰り返し、これに対して先週、国連の安全保障理事会が格段と強化した制裁決議案を採択しました。またわが国は、米国及び韓国と協調して、独自の措置を講じ、北朝鮮のこうした挑発行為に断固たる対応を示しました。
 北朝鮮に対する安保理決議では、初めて「北朝鮮にいる人々」が受けている苦難に対し深い懸念が表明されました。この「北朝鮮にいる人々」には当然、わが国を含む各国の拉致被害者も含まれています。
 北朝鮮の人権、人道問題に関する言及はこれまでになく強いものになっています。また国連においては本年9月、人権理事会の決議に基づき北朝鮮における人権侵害にかかる説明責任の問題に取り組むフォーカスグループが指名され、先般来日もしています。
 また先月16日には、わが国とEUが共同提出した北朝鮮人権状況決議が国連総会の第三委員会において採択され、今月中に国連総会本会議で議決に付される予定です。
 さらに安保理における北朝鮮状況に関する会合を、一昨年、昨年に続いて本日深夜解される方向で調整がなされています。
 私自身も12月1日、ニューヨークの国連本部で、わが国、中国、韓国、オーストラリア、EUの共催でパネルディスカッションが行われ、日本政府を代表して日本の拉致被害の深刻さ、一日も一刻も猶予ができないという切迫感のある状況を、直接訴えました。
 また国内では明日から北朝鮮人権侵害問題啓発週間が始まります。明日政府主催行事として、内外の専門家をお招きし拉致問題を含む北朝鮮の人権問題に関する国際シンポジウムを開催することにしています。そしてこの模様は、政府の北朝鮮短波ラジオ放送による日本語、韓国語の同時通訳で北朝鮮に生中継をするのみならず、アメリカのラジオ・フリー・アジアやボイス・オブ・アメリカと連携し、これらの放送局からも韓国語で、中波、短波によって放送されることになっています。
 こうした色々な対応を一つひとつ進めていきます。拉致問題は安倍政権の最重要課題と位置づけ、政府の責任において最優先で解決していくべきという思いで取り組んでいます。
 先ほど飯塚代表からもお話がありました。また先ほど家族会の皆様方にも一連の制裁措置の内容を説明する中で、それぞれの声もうかがわせていただきました。被害者の方も家族の方も、一年一年歳を重ねていかれるわけですが、今年の一年は去年以上に大変重い一年であったと思います。
 また一刻の猶予もならない大変強い切迫感があることを直接うかがいました。そうした思いをしっかりと受け止め、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則のもと、この一連の国際社会の圧力をてことしながら、最終的には対話を通じてすべての拉致被害者の方々の帰国につながる道筋をしっかりと引き出すべく、あらゆる政策、あらゆる手段を駆使して訴えるつもりです。

 ご参加の皆様にもさらなるご支援を重ねてお願いし、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました(拍手)。

西岡 以上で開会式を終わりたいと思います。皆様ありがとうございました(拍手)。この後、本来なら各党代表の皆様の挨拶の予定でしたが、参議院の先生方がまだお見えでないので、順番を入れ替えて、先ほど加藤大臣の話にもありましたが、デヴィッド・スネドンさん。アメリカ人で北朝鮮に拉致された疑いが大変濃厚という被害者のお兄さんお二人がこの会場にかけつけてくださいました。
 古屋先生が何度も会って、アメリカの中でもこの問題に関する関心が大変高まって、米議会の下院がこの問題をもっときちんと調査すべきだという決議をし、数日前上院でも委員会でこの決議が通ったと聞いています。
 国際連携を強めるという意味でお二人のご兄弟がかけつけてくださいました。島田洋一副会長に通訳をお願いします。
島田 私が通訳をする予定でしたが日本語ができるジェームス・スネドンさんが日本語で挨拶されることになりました(拍手)。

  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3