救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会 全報告



◆オリンピックの日の丸−どんな思いで見たのだろうか

増元照明(増元るみ子さん弟)
 皆さん、こんにちは。14年前の今日以降、帰国をめざしていただいた方が、今日もここに大勢いらっしゃると思います。長い戦いになってしまいましたが、戦いに一緒に参加していただいていることに感謝申し上げます。
 さらにこの間、新潟の馬場吉衛先生を初め、各地で救う会の役員としてずっと私たちを支えてくださった方たちがなくなられています。その方々に、本当に申し訳ないという思いがあります。
 14年前の9月17日、自分としては白装束であの北朝鮮との交渉を見るつもりで、あの日白装束で参りました。少しピンクがかってはいましたが。24年間北朝鮮に連れ去られて、果たして無事なのか、死んでいるかもしれない。しかし、どんな結果があろうと、自分で受け止めなければいけない。その覚悟をもって白装束で参りました。
 結果は、北朝鮮の嘘に満ちた報告で、私たちの覚悟も戦いへの覚悟となってきました。それから14年、本当に長い年月戦い続けているんですが、今年の夏、リオのオリンピック、皆さんも一喜一憂されたと思いますが、私の姉は中学校の時に卓球部で、サウスポーで非常にうまかった、かっこ良かったんです。
 私は本来サッカー部か野球部に入りたかったんですが、姉の背中を見て、身長も130センチくらいしかなかったので、卓球部に入りなさいと言われて、姉の後を追って卓球部に入りました。拓也さんも、めぐみさんがバトミントンをやっていた後を追ってバトミントンを選ばれたそうです。
 その卓球で今年、石川佳純さんと愛ちゃんが北朝鮮の選手に負けてしまいました。北朝鮮は近年、オリンピックを見られる状況にあるそうですが、「あの試合を見て姉はどういうことを考えたでしょう」と私の妻が言うんです。
 どんな思いであの試合を見たんだろうか。北朝鮮を応援したんだろうか。日本を応援したか。当然日本を応援していただろうが、それを公にできない姉たちの悔しさを残念に思いますというのが妻の感性です。
 姉が拉致されてから9回、オリンピックが開催されています。14年前から既に3回、開催されています。そのオリンピックを彼らはどういう目で見ていたでしょう。日の丸も上がったでしょう。君が代はおそらくカットされると思いますが、その日の丸を見てどのようなことを感じたんでしょう。どのような思いをしていたんでしょう。
 先ほど、めぐみちゃんが君が代を歌ったという思いが全被害者にあるのではないかと私は思っています。そんな彼らを今見捨てる日本という国が本当に悔しくてなりません。
 私はこの頃、気持ちが荒れているのか、ひねくれているのか。去年からそうですが、8月の終戦の日を迎えて、報道は「この平和を維持しなければならない」、「平和な国日本を維持しなければならない」と。本当に日本は平和なんでしょうか。
 平和な国日本から、暴力的に100名以上の日本人が連れ去られている現実を平和と言えるんでしょうか(拍手)。それを報道も伝えない。平和がいい、と。本当に平和なんですか、この日本は。戦っている人がいるんですよ。拉致被害者は生存をかけて戦っているんです。彼らは日本人じゃないんですか。
 その人たちを忘れて、ただ「平和だ」と言っている、この日本という国が悲しくてなりません。わたしのひねくれた心でそう感じて本当に残念な気持ちです。しかし、この覚悟を持たない限り、北朝鮮との交渉も、被害者を取り戻すこともできないのではないか。今日本は平和ではないんだという意識を皆さんに持っていただくしかないんですよ(拍手)。
 被害者が苦しんでいることを認識するためにも、今日本は平和ではないということを、日本人全員が、メディアの方たちも、すべてが認識しなければ、被害者のことに思いをはせることもできないし、取り戻すこともできない。そう思っています。是非皆さん、今日本は平和ではないということを、もう一度認識してください。宜しくお願いいたします(拍手)。


  
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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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日比谷公園1-3