救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮最新情勢と救出戦略ー東京連続集会92全報告



◆拉致被害者も毎週自己批判、相互批判をさせられる

金聖●(自由北朝鮮放送代表、●=王へんに文)
 このような政治学習や生活総和に真面目に参加しない人や、理由もなく欠席する人を掌握、統制するシステムも稼働しています。それが私たちがよく知っている労働党組織指導部です。
 党組織指導部は、その対象が張成沢であろうと人民武力部長であろうと、ただの職業人であろうと、各個人に対する生活評定書を作成しています。このような生活評定書に基づいて幹部に登用したり、幹部から落としたりする役割を担当しています。
 また、問題があるかどうかを調べて、問題があった場合には、人民保安部(一般警察)や国家安全保衛部(政治警察)に、住民も幹部も、捕まえろということができる権限を持っています。
西岡 拉致被害者もこのような対象になりますかと、私が質問したら、「当然そうなります」とのことでした。
金聖● 私はジェンキンスさんの手記を読んだり、それ以外の外国人で、北朝鮮で暮らして出てきた人の手記を読んでみると、北朝鮮人よりも北朝鮮化されているということを感じる時があります。それは今言ったような政治学習や生活総和という自己批判や相互批判のシステムが外国人により厳格に適用されるからだと思います。その結果として、知らないうちに北朝鮮人よりももっと北朝鮮化されるということです。
 このようなシステムは学校でも行われ、住居周辺の人で作られる人民班でも行われ、職場でも軍隊の中でも行われています。社会の法と秩序を守るという警察も、考えてみれば、このような相対的な国家秩序に服従しており、スパイを捕まえるという保衛部も、結局このシステムに服従しています。

  
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