救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

東京連続集会89 最終決戦は続いている 制裁強化と国際連携の圧力で全被害者を救出しよう



◆追い風になり、最終決戦が続いている

西岡力(総合司会、救う会会長、東京基督教大学教授)
 今年の見通しですが、3月になると米韓軍が軍事演習を始めます。それに対して北朝鮮は、「黙ってはいない」と公然と言っています。何かするかもしれません。もしかしたら5回目の核実験をする可能性もある。一定程度緊張が高まります。
 そして5月の党大会があります。しかし外貨が涸渇して苦しくなってきた場合に、金正恩氏は何を選ぶのか。表向き強いことを言うでしょうが、核とミサイル問題で話し合いをするというところまで行くかどうか。
 彼らは憲法に核保有国だと書き、党大会でも金正恩の功績として核保有国になったというでしょう。それなのに、それを外交手段にすることはありえない。
 中国が今おかしなことを言って、米朝平和条約の会談をしようと言っています。アメリカがそれに乗るようなことになると、核ではなく、平和問題で交渉が始まるということになって、拉致ではない出口を金正恩が見つけてしまうかもしれない。それも中国が変数ですが。
 それがない場合、核について一切議題にできないと金正恩が思った場合に、議題にできるものは拉致問題です。日本の制裁も、アメリカの制裁も、拉致被害者が帰ってくることが条件で、制裁を緩めることができる。その緩める部分が北朝鮮にとってどのくらい魅力的なのか。様々な、詰めなくてはならないことがありますが、実質的な、返す時の条件交渉をしてほしい。
 そのパイプがつながっているか、つながっていないかが進展の度合いです。ストックホルム合意が結ばれたことは進展でも何でもなかった。制裁を緩めてしまった点でマイナスだった。しかし今、国際制裁も含めて制裁が強まった。そこに「拉致」が理由に書かれている。日本の制裁には明確に書かれていますし、アメリカはまだ発動していない法律に書いてある。これは追い風だと思っています。
 ですから最終決戦は終わっていない。最終決戦は続いている。制裁と国際連携で実質的な交渉に引き出す。しかし、実質的な交渉は秘密で行われると思いますから、もしかしたら物事が動くときは、半年とか1年、何も動いていないように見えるかもしれません。
 そういうことも考えながら、我々はとにかく被害者が帰ってこない以上、制裁の圧力を強めるべきだ、国際連携を強めるべきだと思います。アメリカの議会はそれを分かって、法案にも書いてくれました。叫び続ければ、世界は少しずつですが変わるということを信じて、今年も運動を続けていきたいというのが運動方針です。


  
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