救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮はどう動くか-東京連続集会87 全報告



◆「大臣、あなたはいつまでに日本人を帰国させますか」


飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表) みなさんこんばんは。今年ももう10月の半ばになってしまいましたね。我々家族も、今年は何か動くだろうという期待の中で、7月かな、9月かな、という期待がありました。これは全く根拠がないわけではないんですが、状況がコロコロ変わり、複雑化しており、分析も難しくなってきています。
 そういう中で私たちが確実な分析をすることはまず難しいわけです。言えるのは一言です。「早く返せ!」と。このために、どんな状況下にあろうとも、100%あるいは120%の拉致の解決、日本人の帰国に対して、担当部署がきちっと対応してくれないと困るわけです。私たちは、
 こういう状況でも、先ほどから出ている国連の動き、これも大変期待はしています。それから拓也さんが言われたように、せっかくあれだけのイベントがあったんですから、これをきちっとフォローアップして、北朝鮮が困るようにする。北朝鮮が困るのは悪いことをしているんですから当然なんですが。それによって日本人を早く返すという決断、決裁がされるかどうか。ここに焦点が合わないと単なるイベントに終わってしまう。
 国連については前から何回も私たちも行って、正式な会議にも出て、陳述したりしてきました。それ以降、国連の人権理事会では、毎年賛成国が増えてきているようです。当然のことながら、あれだけの悪い国です。今回のCOIの報告によれば、北朝鮮がとんでもない国だという認識を各国がしていると思います。
 そこで終わりではないんです。この気運を安保理にかけるところまでつなげないと、実際の効果は出てこないと私は感じています。しかしこれにはまた難しい面があって、安保理には拒否権を持っている国があります。他方、北朝鮮では金正恩を裁判の場に立たせるなという至上命令が出ています。しかし、そういう締め付けが国際世論からあるということは、拉致問題にとどまることなく、世界的な平和につながることになるんでしょうが、私たちはもう待てないですよね。そういう気運があったとしても。
 いつも感じるのは、国際世論が高まったとしても、日本人の帰国については、直接日本政府が対応しなければならない。そこに来てしまうと思うんです。安倍総理から「やる、やる」という気持ちもいただいていますが、私たちはそれによって安倍総理に対する期待感、信頼度が増してはいるんですが、そういう人が総理であっても全く結果が出ない。これは何なんだと思うしかないんですね。
 今回また組閣があって、拉致担当大臣がまた代わりましたね。前からずっと言っているように、担当大臣がコロコロ代わるようでは、日本政府として本当にやる気があるんですかという問いかけをせざるをえない状況がずっと続いています。
 あの人がだめだからこの人というふうにしているのか。あるいは体制上やりやすくするためにこの方がいいだろうという判断なのか、そこは分かりませんが、結局拉致担当大臣というのは権限があるわけではないんですね。
 総理のもとで、総理が動きやすい状況を作るという役割が多分強いと思うんですが、だとしたら今回の組閣を見て、どちらかというと外務省主導より官邸主導の方向に来たなという感じはあります。その意味では総理がやりやすくなる環境づくりをしたと思います。
 明日また家族の面会があります。私も当然何かを発言するんですが、言ってみようと思うんです。今回の加藤大臣、「あなたはいつまでに日本人を帰国させますか」と。これに尽きるんですよね。誰に言っても同じことですが、それに集中していかないと、状況説明や何やらたくさん説明があるんですが、それこそが当然のことながら付いてまわる話で、私たちはあくまでも日本人拉致被害者の帰国に焦点を当てるしかない。
 そこに持っていくために、どういう手段、戦術・戦略があるかは、専門家やや総理、政府、議会に考えてもらうことで、私たちは何か動きがあれば、直接それがどういうふうに帰国に結びつくのかという思いで見ています。
 帰国とは直接関係がないこともたくさんありますが、このことをすればいつまでに解決ができる、あるいは解決に向けたきざしがはっきり見える、そういうことがないと納得しないんですね。
 また新しい組閣のもとで担当大臣が代わってやるわけですが、兼任ということが毎回引っかかります。専任で24時間、拉致だけをやってくれる、そういう大臣を作ってほしい。
 総理、大臣を中心として、直接この問題に関われる精鋭を集めて、新しい確たる組織を作ってほしい。そうでないと、誰に聞いていいか分からない。今どうなっているのか、今後何をいつごろやるのかを、直接知ることはできないんですね。そういうことを今考えています。
 私たちは今、疲れていても動かざるをえない。被害者を助けざるをえない。そういう立場ですから、どういう状況下であろうと頑張ります。色々とご協力、ご支援を宜しくお願いいたします(拍手)。

  
■ サイト内検索 ■


■あなたにも出来る救出運動■
あなたにもできること

 ■ 映画「めぐみ」 ■ 

映画「めぐみ」

■ 書 籍 ■

国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3