救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会報告



◆めぐみちゃんと早紀江さんがハグする姿を見たい

平野フミ子(増元るみ子さん姉)
 いつも、いつも、ありがとうございます。私は、るみ子の笑顔に会いたくて皆様に訴えさせていただいています。
 18年前、家族会を結成しました。1997年3月25日でした。そしてすぐに救う会も結成していただき、熊本でも、福岡でも色んな方がサポートしてくださっています。
 18年経って、たったまだ5人しか帰ってきていないんです。私は18年前初めて署名活動をしました。本当にいなかのおばちゃんですから、声を上げるのが恥ずかしくて、今では堂々とでもないですが、今は歯がゆくて声を上げています。
 こんなに私たちが苦しんでいるのに、思いやりのない人たちが増えてきたなということが悔しくて、悔しくて。昨日も福岡の地で署名活動をさせていただきました。天神は若い人たちでいっぱいです。妹たちが拉致されてもう38年目になりますが、38歳以下の人たちが8割くらいです。ですから素通りする人たちが多いんです。
 昨日の福岡はアイドルが来ているということで、そのようなかっこうをした子どもたちが、女の子たちが、関心もなく、私たちの声を聞くでもなく、うるさいなと耳を押さえて素通りしていきました。
 私はそれでもいいと思っています。私たちの声が、「まだ拉致問題は終わっていないんだなあ」と、誰かがそのような思いでいてくれるんじゃないか。そして、「ああ、署名をしたかったのよ」と、私の方にまっすぐ向かってくださった人が一人でもおられれば、私は立ったかいがあったなと思って八代に帰っています。
 思い起こしてください。18年前、私たちは、「家族に会いたい、家族を助けたい」という思いだけで立ち上がりました。でもこの問題は、国家主権が冒された大変な問題だと私は知りました。それなのに国会議員の先生たちがどうして声を上げないんだろうかと、当初は地団駄を踏む思いで政府を追及してきました。
 そして小泉さんがやっと訪朝してくださって、5人が帰ってきました。私たちはあの感動を忘れることはできません。妹に会うことはまだできませんが、妹も絶対に待っていると思います。「父ちゃん、母ちゃんに会いたい。姉ちゃんに会いたい、照明に会いたい」、そういう思いで頑張っていると思います。
 泣き虫の妹でしたから、「しょっちゅう泣いていた」と蓮池祐木子さんから聞いています。でもそれにも負けずに、頑張り屋の気性で今でも北の地で頑張っていると思います。どうぞ皆さん、見捨てないでください。見殺しにしないでください。お願いします。
 そして私は署名活動の中で、支援者の方たちもいらいらしているんですね。なかなか前に進まないということで。何とおっしゃったかというと、「家族会の中で死の抗議をせんといかんなあ」と。死を持って日本政府に訴えるしかない、と。
 私たちも考えないわけではなかったんです。でも、それじゃ私は妹に会えないじゃないですか。そして、私が死を持って抗議したからといって、政府が拉致問題を解決してくれる保証はないわけです。だから私は、そんなことはできることじゃないと思いました。でも、そういう人たちもいるんだなあということが分かりました。
 どうしようもない切実な思いだと思います。救う会の人たち、そして支援者の人たちの中に、一人ではありましたが、そういう思いの人もいるんだということです。
 さっき、ひとみさんから、「命を大事にして歯をくいしばっても日本に帰るんだという思いでいた」ということを聞きました。私たちも歯を食いしばって、るみ子の帰りを待ちたいと思います。そして小泉さんを超える安倍総理になっていただきたいと思います。突然に訪朝して、拉致被害者を取り戻してきてほしい。私はそれだけを願っています。その日まで、どうぞ応援宜しくお願いいたします。私たちは皆様に、めぐみちゃんと早紀江さんがハグする姿を見せたい。私も見たいんです。皆さんもそのことを願ってください。本当に今日はありがとうございました(拍手)。
西岡 増元るみ子さんの弟の照明さんが来ていらっしゃいます(拍手)。続いて、松本京子さんのお兄さん、孟(はじめ)さんお願いいたします(拍手)。


  
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