救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会報告



◆北朝鮮の冷たい土の中で寂しく骨になるのは嫌だと思っている

浜本七郎(〈旧姓浜本〉地村富貴恵さん兄)
 皆さんこんにちは。たくさんのご来場ありがとうございます。私は、旧姓浜本富貴恵、地村富貴恵の4つ上の兄の浜本七郎と申します。
 地村夫妻は、昭和53年7月7日、ちょうど七夕の日に拉致されています。曽我ひとみさん・ミヨシさんは、昭和53年8月12日、新潟県佐渡で拉致されました。
 曽我さんが先週5日土曜日、ネットのニュースを見たのですが、埼玉の集会でこういうことを言っておられました。「24年間騙され続けてきた」とはっきり発言されています。
 「北朝鮮当局者からは、日本に返す条件として、『朝鮮語が上手になったら、結婚して家庭を持ったら、子どもが生まれたら』」と聞かされています。これは妹富貴恵も同じことを言われています。
 めぐみちゃんも、「朝鮮語が上手になったら返してあげるよ」と言われ、一生懸命勉強したと聞いています。
 「約束がかなえられることは一度もなかった」と曽我さんは言っています。「日本と言う国は、私一人なんか絶対助けてくれないだろう。24年間も失望の中で生きてきました」と。まさにその通りです。
 私の妹もそういう思いをして、「24年間助けを待っていた」と言っています。痛烈に感じたのは、「日本に帰りたい、助けて」ということで、「私たちはこの地の冷たい土の中で寂しく骨になるのは本当に嫌だ。日本に帰ってから死にたい」と24年間、痛切に思っていたそうです。
 もう37年経ちますが、見帰国者の人たちもそう思って、「寂しくてしょうがない、助けて」と今でも考えているでしょう。帰国した人たちは24年間でした。もう37年間、「助けて」と痛切に思っているわけです。この思いは、「指導員に対して、顔にも声にも出さず、ずっとひそかに思っていた」そうです。
 とにかく、助けるにはどうしたらいいかと言えば、一人の独裁者、金正恩、中山先生もおっしゃいましたが、交渉相手は金正恩一人しかいないんです。それにぶつける人も一人しかいないんです。安倍総理です。それをお膳立てするのが外務省で、また内閣府も含め家族会も国民も応援、後押しをして、ケツを叩いてやらなければならない。そう思います。
 最後に、有本さんの発言に関連しますが、1975年、40年前に、現在の安保法案に、集団的自衛権等が整っていれば、家族会、救う会、議連、こういう集会も必要がなかったのではないか。そう思います(拍手)。
 平和な日本で、諸外国に対して初めての経験というのは、日本は弱いんです。平和ボケしていたということですね。過去に、金正男が羽田空港で捕まった問題、中国船と珊瑚礁の問題がありました。奄美大島はいくらかは評価します。工作船を日本海で逃がした。竹島問題、主権を犯され一番大切な拉致問題。
 信号のない交差点で重大な事故が起きて、やっと信号機が付けられる。きちんと法整備するのが日本国ではないでしょうか。ご支援宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。
西岡 ありがとうございました。続いて、今度は息子が母を捜している、息子の立場で家族会に入っておられる飯塚耕一郎さんお願いします。

  
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