救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「特別調査委員会」1年全拉致被害者を取り戻す緊急国民集会全記録



◆あくまでも北に対して強い態度で対応を


飯塚繁雄(家族会代表、田口八重子さん兄)
 みなさん、こんばんは。この7月までに何らかの動きがあるはずだという私たちの読みがあったわけですが、残念ながら今の経過を見ますと、いわゆる「調査報告」というのは「遅れている」と。しかも、「まだしばらくかかりそうだ」という経過です。
 そういう中で、どうしていこうかということを皆さんとご相談していきたいと思います。当然ながら、今年の当初から、7月に合わせて何か具体的な動き、あるいは解決の兆しが見えるだろうという期待を持って、いままで注目、注視してきました。
 しかしながら、北朝鮮の不誠実な対応によって延び延びになってしまっているのが現状ですが、それはさておき、私たちは当初から、その報告書の提出を求めることが目的ではないと、それで解決に結びつく道筋が見えるかもしれませんが、私たちはあくまでも、今北朝鮮でじっと待っている、苦しんでいる被害者を全員一括帰国させることが狙いです。
 従ってこの態度を決して忘れることなく、あくまでも拉致問題を最優先とした交渉の要求が大切だと思います。
 例えば、報告書の中に、北朝鮮にいる被害者全員の名簿が載っていて、「この人たちは即刻返します」というような報告ならば、これは大歓迎ですが、専門家等のお話を聞きますと、「そうはいかないでしょう」と。北朝鮮の思惑によって、日本の出方を待ち、足元を見て、いかにしたら自国に有利な交渉ができるか、最終的にはどうしたら莫大な支援がもらえるか、この辺が彼らが考えている根拠だということです。
 ストックホルム合意の中で、日本との関係での懸案事項が、遺骨の問題、日本人妻の問題が先で、拉致問題が最後の項目だった。これは順番が違うわけです。今回、北との交渉で一番重要なのは、今北で生きて待っている人たちを全員返せということで、これが最初の項目でなければなりません。
 遺骨の問題、日本人妻の問題も大切で解決しなければならない時期があるでしょうが、まず今、いつか、いつかと待っている人たちです。色々な情報があります。この病院で治療していた人がその後退院したとか。日本が集めた情報はかなりしっかりしていると思っています。
 そういうことも考えれば、生きているんですから。しかも、認定被害者だけでなく、大勢の方々がいるのも完全に事実です。こういう人たちも含めて、一括帰国させるのが大きな狙いです。
 従って、単に報告書云々に論議が走ってしまうと、肝心な拉致の解決が遠ざかっていく恐れもあります。そういう意味では、日本政府としては、最初の方針通り、拉致被害者の帰国が第一優先ということをはっきりと打ち出して、あくまでも北に対しては強い態度で対応しなければならないと考えています。
 具体的な措置は政府が考えてやることです。われわれには、ああしろ、こうしろという意見はありますが、それは私たちの思いからそういう発言が出るわけです。既に安倍総理、山谷担当大臣は我々家族の気持ちは、とうに十分分かっているはずです。それをいつの時点でも思いの中に入れて、早く効果を出す方法、措置を早くやってもらいたい。
 私が口ぐせのように言うのは、何かやるとしても「いつまでに」というのがなければだめなんです。今回報告が遅れていますが、実際いつまでなのか全く分からない。そういうことでは、ただ「やってます、やってます」で終わってしまう恐れがあります。
 私たちは今年のこの時期、7、8、9月あたりに、はっきりとした動きが、いい方向で見えるように是非それぞれのご担当の方々には頑張っていただきたいと思います。
 国会議員の先生方もそうです。超党派の拉致議連がありますが、この時期オールジャパンで相当の精力を注いでこの問題を論議し、実際の具体的な行動に出ていただきたいと思います。
 いま憲法論議でかなりもめているようですが、残念ながら論議の中で、拉致問題を最優先で解決するためにどう法制化するのかとか、どう助けるのかという論議が全くありません。従って、憲法論議と同じくらい大事な日本人拉致問題については、すべての人がすべての立場で一丸となって進めていくべきだと思います。
 政府はもうほっては置けないと思います。我々は、肉体的にも精神的にも疲れています。しかし、向こうで待っている家族のことを思えば、何が何でも、身体を張ってでも、いわゆる命がけで、この問題について活動できるところはきちんとしていきたいと思います。また皆さんとともに日本の問題として、国民の問題として、それこそオールジャパンで、国民の総意でこの問題が早く解決できるように力を注いでいただきたいなと思います。
 この問題はあまりにも長すぎて不感症になっている懸念もありますが、今国民の皆様方にお話を聞くと、「政府は何やっているんだ」、「早く解決するように徹底的に対応しなさい」というような声がかなり高まっています。
 この問題が早く解決して、いい結果で歴史に残るように、皆様とともに早く喜び合うというか、ほっとするというか、そういう形に是非したいなとつくづく思います。私たちは毎日毎日過ごしていますが、かなり疲れています。そういう意味では、若干むなしさのような感じもあります。それに負けないように頑張りたいと思いますので、政府の方々、議員の先生方のお力で、この問題が早く前に進むようにお願いしたいと思います。ありがとうございました(拍手)。


  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3