救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮に未来を描かせないためにやるべきこと‐東京連続集会85 全記録



◆日本にとって色んな意味において大事なことが明らかにされる

横田早紀江(横田めぐみさん母) みなさんこんばんは。いつも感謝しています。
 こんなに長い時間取り戻すことができない状態になるとは思っていませんでした。20年間の空白の中で、やっとみつかって、北朝鮮にいるかとが分かりました。すぐに帰ってこれると思ったんですが、「まあ5年くらいはかかるかもしれないよ」と石高さんが言っていました。
 それが、5年かかってもまだだめで、6年かかってもまだだめで、何にも分からない。本当に分からない、分からないと言っている間に、一皮一皮はがれるように色んなことがでてきました。
 めぐみが持っていたラケットが出てきたり、めぐみが大人になって見たこともないような成人になった写真が出てきたり、キム・ウンギョンちゃんというあんなに元気な15歳の女の子がテレビから、「おじいちゃん、おばあちゃん」と声をかけてくれたり、誰も考えたことがないようなことが起きています。こんな大きな子がいるんだとびっくり仰天して見ていたのがついこの間のような気がします。
 事態は変わっていないんですが、一番大事なところが見えないから、娘たち、特に8人の人たちは「死亡」と言われたままで何にも証拠なる物が分からないままです。そのような何も分からなかった20年間の闇から、ちょっとずつ光が射し込んできました。
 そして確かにめぐみがあそこにいて、女の子を生んで育てていた。そしてあんなに元気な女の子がいた。その人に会いたいと思っていたけれど、絶対会えない長い年月だったんですが、ずいぶん長いことがまんをして、去年の3月に本当に奇跡的に、その家族と第三国だったらなんとか会えるだろうと願っていたことが実現しました。
 もう26歳になっていましたが、その孫と元気で生き生きとしたひ孫で、めぐみちゃんよりよっぽどしっかりしている感じだなと私は見ていましたが、そのひ孫にも会えました。
 元気な女の子がにこにこしながら私にだっこされてなついてくれたこととか、そんな日がくるとは思ったこともないことがこうやって起きてきているんです。ちょっとずつですが、それは不思議なことなのであきらめることができないんです。やはり頑張っていかなければいけない。今度は何が起きるかもしれないということで、私たちは期待をして待たなければいけないと思います。
 難しいことは西岡先生とか、荒木先生とか、よく向こうのことが分かっている先生方の情報や研究で知ることしかできませんが、私たちは親としてかっとならないで、こんな元気な孫がいたんじゃないか、ひ孫まで生まれていたんじゃないかと。これは私たちの家庭のことですが、他の方々も子どもたちも助けを求めて待っていると信じています。
 今までの37年間は、色んな影もあり、光もあったけれども、やはりちょっとずつですが、考えてもみなかったことが明らかにされてきているわけです。日朝関係の問題は私たちにははかりしれないことですが、きっと何かの形で、政府のやり方とか、本気の意気込みとか、正しい知識とか、報道の方々の力とか色々なことが重なり合って、必ず国際的にも向こうに対するメッセージを団結して出していただくとかすることによって、思いがけないことがぱっと開かれてくるような希望を私は持っています。
 絶対にあきらめないで、どんなになっているかは向こうの国のことですから分かりませんし、誰でもここからいなくなることは確実なのです。そういう人間の死生観を考えながら、どんなことがあっても、日本にとって色んな意味において大事なことが明らかにされ、そして日本の中にそういうことがきちんと残っていくことはものすごく大事なことだと思います。
 これからも頑張っていきますのでご支援ください。宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。


  
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