北朝鮮に未来を描かせないためにやるべきこと‐東京連続集会85 全記録
◆いかにしたら北が困るか
飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表) 昨日、自民党で北朝鮮に対する制裁措置のシミュレーションチームがあり、第2回の会合に出たんですが、そういう意味合いを込めて、いかにしたら北が困るかについて、法律も含めて論議をしていました。
しかし、まだ、市町村や県が朝鮮学校への補助を続けているという報告もあり、ちぐはぐな実態だと思います。こういうことも含め、早いうちに日本からの強い要求が北朝鮮に対してはっきりと大きなショックになるようにしていかなければならないと考えます。
よく話にあるように、「このままでは北朝鮮の未来はない」という話とともに、こうすれば北朝鮮の未来があるという話もその中に入れてもいいと思います。でもああいうところですから、一番はっきりとしたカードは、強い制裁ではないかと最近特に感じます。
我々は拉致問題の進展について、どう変わっていくのかに対しては毎日毎日が節目なんですね。それをずっと追っていくと、今日もだめだ、明日もどうだろうという毎日を過ごしつつ、家族の帰国を待っているわけです。
これが何年も続くということはありえないという判断のもとに、今年は特に「最終決戦のとき」と位置付けて、皆さんとともに戦っていくことを覚悟していますが、我々家族も歳をとっていき、大変つらいんですが、被害者のことを思えば、どんな状況であろうとも、この思いは変わらないのです。
また皆さんのご協力もいただきたいと思います。とにかく我々はこういうことの細かいことについては全く素人ですから、みなさんのご支持をいただきながら活動を続けていきます。今後とも宜しくお願いいたします(拍手)。