救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「北朝鮮の「拉致解決済み」暴言に抗議し政府に毅然たる対応を求める緊急集会」全報告



◆誠実な対応を引き出すような対応を

飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表) みなさん、こんばんは。このところの一連の日朝の動きを見ていますと、我々素人から見ましても非常に矛盾した形が多いですね。今年の初め、「特別調査委員会を作る、そこで調査をする」と言っていながら、3か月経っても、5か月経っても報告がこない。
 その間に、あちこちで日朝の協議の場を既に用意している。「報告すべき内容は初期段階だからまだない」と言いながら、平壌で話すと。報告内容がなければ、行く必要もないわけですよね。そういった点も含めて心配な点がたくさんあります。
 こういう状況を踏まえて、我々家族会も平壌にいくのはまだ早い、拙速だという判断をしています。今まで何回となくこういう場面があったと思いますが、その都度北朝鮮のペースに巻き込まれて結局なにも収穫がないという状態が懸念されます。
 従って、単に向こうから「来い」と言ったから、「はいそうですか。行きます」というのでは、全くだめだと思うんですね。そもそも、調査委員会と宋日昊とは関係ないんじゃないかと思うほど縦割りの感じがします。
 もともと調査なんかしなくても、日本人拉致被害者のことは分かっている、名簿が多分あると思うんですね。それをずるずると引き延ばすということは、日本の動き、態度が焦って、足元を見られているという感じがします。
 そういうことを日本としてきちっと踏まえて、向こうの動きを分析し、対応しなければなりません。従って、単に「来い」と言ったからとかなりの人数を組んで向こうに入っていくというのは、全く考えられない無駄というか、マイナスのリスクがかなり出てくると感じます。
 話すたびに向こうが要求し日本が譲歩する。これがずるずると続くように素人の私でも感じます。
 私が前回言ったのは、「焦らずに、きちっと動きを見極めて、被害者が帰ってくるようなことがはっきりすれば、そういう交渉が成立してうまく行くだろう」ということです。
 ですから、北朝鮮に誠実は報告をさせるように、政府が強く要請してほしいんです。行くならば、きちっとした報告書が用意され、それを日本に渡すということなら話は別なんですが、どうもそうではない感じがします。危険です。
 しかし、これは私の私見ですが、安倍総理がこういった動きをきちっととらえて、自ら分析、判断して、北朝鮮に代表団を派遣しようとした時、安倍総理なりの勝算があれば、一つの手として考えているかもしれません。それは分かりません。
 色々水面下の動きもあるようですが、そういうことも含めて、安倍総理が、自ら総理大臣として、責任を持って役割を果たすことにつながっていくのであれば、私は、「絶対訪朝はだめ」とはなかなか言えないんですよね。
 この辺の状況判断は難しく、私たちにはよく分かりません。皆様の声、あるいは専門の先生方の声を聞きながらその都度判断している筈ですが、今回の動きがどう出るかということは全く分かりません。
 例えば家族会が、「行くのをやめろ」と言ったら、「はい。ではやめます」というふうにはならないと思います。ですから私は、すべて安倍総理の両肩にかかっていることを一部期待して、そういう手が打てるのであればやってみてくださいとか言えません。
 心配は皆さんと同じようにたくさんあります。この心配をすべてクリアーした上で、訪朝し、協議が有効的になるならばいいんですが、その場合でも、日本のお偉方が大勢で平壌に行くのではなくて、調査委員会の動きを知るだけですから担当官一人か二人でいいわけです。
 そして向こうで協議をするとか、何かを合意するとかいうことは一切なしで、調査の状況を聞き、それを持って帰ればいいと思います。それを政府が分析して、今後どうするか、こういった手順をしっかりと踏んでいかないと、事あるごとに、「はいそうですか」となるのは我々でも怖いと感じます。
 今後の成り行きを注視したいところですが、私たちは色々な意見を言っています。今日の申し入れもそうです。
 他方、北朝鮮は国連の中で、「拉致問題は解決済み」と言っているし、ちぐはぐなんです。振り回されてるという印象しかありません。従って、そういう状況をどうやって乗り越えていくのかですが、これも時間があまりありません。慌てずにというのは、ゆっくりということではなく、しっかりと誠実な報告をさせるようにするにはどう持っていくのかということを踏まえた上で行動していただきたいというお願いです。ありがとうございました(拍手)。


  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3