救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「北朝鮮の「拉致解決済み」暴言に抗議し政府に毅然たる対応を求める緊急集会」全報告



◆官僚言葉では責任感が見えない

増元照明(増元るみ子さん弟、家族会事務局長) 今皆さんが、関心を持って、怒りを持って、ここに集まっていただいていることが分かります。今日は3時から、自民党拉致問題対策本部と外交部会の合同会議、それから次世代の党の拉致問題対策本部の会合、それから議連の総会がありました。
 しかし、伊原局長の説明に熱意が感じられない。官僚言葉で説明するんですが、言質をとられないように、慎重に、自分たちの責任ではないかのような話しぶりをされます。それでごまかそうとしているのか責任感が全く見えないようでした。
 先ほど荒木さんがおっしゃったように、北朝鮮の交渉担当の人間に対して、日本外務省として北朝鮮外務省を忖度しながら、北朝鮮はこういう姿勢なんだろうなという受け取り方をして、政府に説明していた。
 宋日昊は、「北朝鮮に来い」とは全く言っていないし、「平壌に来たらもっと詳しい説明ができるかもしれません」。それだけですよ。来てくださいとは言っていないんです。
 しかも、徐大河(ソ・デハ)など北朝鮮の人間が外部に出ることについて、「そういう情報社会の人間は国外に出られないんだろう」との外務省としての判断で、自分たちが行くしかないという結論になった。
 しかし、そんなことは全くないんです。彼らが外国に出ることは頻繁にあるわけで、それをなぜ言えなかったのかというのは、北朝鮮を慮ってやっているんでしょうが、残念です。
 私は、9月16日の説明会で、伊原局長に、「けんかする時には先制しなければだめなんだ」と。まず最初の一発をかますべきと言ったんですが、これまでの協議を見ると、いつもかまされているのはこちらじゃないですか。そして脅しに負けているんです。
 9月29日、伊原局長たちが瀋陽で協議をやった晩、宋日昊は日本の記者を集めて「記者懇」をやっています。その内容は、聞いている分だけでも腹立たしいものですが、少し紹介します。
 彼は、「初期段階なので何も話すことはない」と言った夜に、「答えようと思えばいつでも答えられる」と言っています。また、「平壌にくれば生中継もしてもらえる」と。つまり、生中継の中で北朝鮮の策略がどうなされるかを考えると恐ろしいものがあります。それを望んでいるわけです。北朝鮮が望むようなことは、日本はするべきでないと私はいつも思っています。
 また、「朝鮮半島への支配に対し、日本にいい感情をもっていない」。だから拉致の問題なんか何でもない問題だと思ってしまうと言っているわけです。
 さらに、「死んだ人間なんか帰ってこないんだ」と言っています。そして最後に脅し。「日本は1億2千万人の安全を考えた方がいいんじゃないの」。つまり、核で脅しているわけです。
 こんな国に対して、「はい、分かりました」と言って帰ってきたんでしょうか。なぜそこで机を叩かなかったんでしょう。それが残念でなりません。
 10月1日の説明会の時に、あまりにも熱意がないというか、やり方が納得できないので、伊原さんに聞いたんです。「あなたは死亡とされた8人が生きていると思ってますか」と。
 そしたら官僚言葉で、「北朝鮮の回答が納得できないから、納得できるような回答をもらうための交渉をしている」と。生きているとおもってないんです。死んだことの確証を北朝鮮から出させるための交渉としか私には聞こえないんです。これが非常に残念で、今日も自民党拉致対の時に伊原さんに伝えました。そしてもう、「伊原さんたちに任せられないですね」と伝えました。本当に残念極まりないですね。
 中山恭子先生がおっしゃったように、今後は新しい体制のもとで北朝鮮と交渉していくしかない。宋日昊なんか何の権限もないし、決断力もないんでしょう。私たちがやるべきは、そういう交渉担当大使は外して、新たな交渉相手を出せと言わなければならない。しかも権限がある人間です。
 さらに、安倍総理の判断ミスがあったんでしょうが、それを今野党も責めないで全日本という形をとろうとしています。「もう一回、総理考え直してやりましょうよ」と。あの時の判断は、餌をまく点ではよかったかもしれないけれど、ここまで来た以上、もう一回やり直す、立て直してやるしかないと思います。
 これは与野党の皆さんが全員で取り組んでもらいたい、というのが私の希望です。それができるか、できないかは国民の皆さんの覚悟にかかっていると思います。
 北朝鮮がこうやって脅している以上、色んな人たちが日本国民を脅してくるでしょう。ミサイルが飛んでくる。核も飛んでくる。その時に、我々が毅然とできるかという問題だと私は思っています。
 「やるならやってみろ、俺たちは絶対引かないぞ」。それぐらいの覚悟を持っていただきたいし、本当に全日本でやるのなら、北朝鮮を擁護している中国に対し、経済的な圧力をかけるべきじゃないですか(拍手)。
 日本人の命の問題で容認できない国に、なぜ我々が経済的な協力をしなければならないんですか。本当に残念です。
 さらに、自民党の合同会議での話ですが、日本の中にいる協力者、韓竜大はもう亡くなりましたが、曹廷楽、八尾恵、李秀吉をすべて捕えて、さらに他に隠れている工作員が100人くらいいるはずなんです。公安はそれをつかんでいるんです。
 全部捕えてしまえばいいじゃないですか(拍手)。何でそれができないんですか。こういう覚悟を北朝鮮に見せて北朝鮮を本気にさせることができるし、我々も本気にならなければならないと思っています。そうしなければ、死んだ人間を取り戻すことはできない。生き返らせることはできないんです。
 大きなエネルギーを作らないと、北朝鮮に圧力をかけられないんです。死んだ人間を生き返らせるにはとんでもない圧力が必要で、それがなければすべての拉致被害者を取り戻すことはできないと考えています。
 ですからもう一回再構築をお願いしたいと思います。ありがとうございました(拍手)。


  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3