救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「日朝合意「再調査」−こんな問題が起きないか緊急国民集会」全記録



【特定失踪者家族の訴え】

荒木和博
 それでは今日前におられる5人の特定失踪者のご家族です。一言ずつお願いします。
早坂勇治(早坂勝男さん兄)
 弟は印刷工でした。昭和43年4月頃失踪して今年で46年になります。24歳で失踪しましたので、現在70歳と5か月になりました。
 今回の交渉は、今までの交渉と3つ違ったものがあったということです。1つは文書化されたこと。それと北朝鮮でテレビニュースになったこと。さらに権限のある調査委員会で調査するということですので、少しは期待してもいいのいではないかと思っています。
 これを反古にされないよう、しっかりと交渉していただきたいと思います。宜しくお願いいたします(拍手)。
生島馨子(生島孝子さん姉)
 このような席で、特定失踪者の家族が重要なお話を聞かせていただけたのは、今まであったかなあと先ほどから考えていますが、非常に頭はパンクしそう、胸は張り裂けそうな思いです。
 安倍内閣になって、「特定失踪者も」とはっきり言ってくださった。10年以上特定失踪者にはなかなか対応されていなかったように感じます。私のひがみかもしれませんが。でも安倍内閣になってそう言っていただけて、非常に期待と希望を持ちましたが、今回の合意、再調査というところです。再調査というのは今までされていたのかなあ、それで再調査なのかなあ、と非常に疑問に思いました。
 希望とかいいたいことはいっぱいありますが、1つ、パネリストの皆様、平沼会長のお話など伺って、期待はするんですが不安が大きくなったのは、特定失踪者と言っても、それから古屋大臣のお話しの中で拉致は金正日が行ったということでした。
 そうすると、うちの妹も含めて、それ以前にも何人かいると思うんです。その人たちについては日本政府は調べて情報を持っているんだろうか、再調査の結果の中にその人たちがもし出てきた時に対応できるのだろうか。特定失踪者と政府が言っているのは70年代と言っていますが、金正日となると70年代半ば以降なんです。それ以前の人たちも是非入れていただきたいと思います。また調査の中に組み込んでほしいと願っています。
 今後とも皆様私たちのことも宜しくお願いいたします(拍手)。
齋藤良司(齋藤正治さん弟)
 私の兄正治は、神奈川県横須賀市出身で、もう時代もずいぶん前になります。世の中も非常に変わりました。その頃のことを思いますと、日本自体が全員が貧しい中でした。私たちは中学を卒業して別々に住み込みで働いていたので、いなくなったと言われても実際にピンとこなかったですね。
 50年近く暮らしてきて、小泉訪朝のことがあって、失踪したいきさつなども思い出してみると、もしかしたらと思って特定失踪者問題調査会に電話して、一員に加えていただき、調査してもらっています。
 これだけ大勢の人の前でマイクを持って話すなんていうのは非常に緊張することです。今日は色々な先生やマスコミの話を聞いて、今日の集会を無にしないで、政府、マスコミの方も、全員がそろって帰れない、年齢のこともあるでしょうし、遺骨も帰ってくればいいのですが、中途半端な妥協はしないでほしい。それには国民全員の一致した意見の集約が必要だと思います。
 これからも皆さん宜しくお願いいたします(拍手)。
矢島文恵(荒谷敏生さん妹)
 昭和49年に富山県で失踪しました荒谷敏生の妹です。今日は、関係各位の皆様多数お集まりくださり、貴重なお話を拝聴しました。過度の期待はしないようにこれまで自分を戒めてきましたが、やはり心の中では期待もあります。
 そして幾多の病を乗り越えて来月92歳を迎える母のためにも、1日も早く、1目でもいいから会わせてやりたいと思っています。皆様がおっしゃった通りです。色んないきさつはあると思いますが、とにかく生きている人は1人残らず日本に戻ってこれますように、皆様のこれからのご尽力と応援を宜しくお願いいたします。ありがとうございます(拍手)。
牧野由美(永本憲子さん従姉妹)
 こんにちは。今日はこのような場を与えていただきありがとうございます。私の従姉妹、永本憲子を探しています。今回の日朝合意のニュースを聞いた時に、手がふるえました。特定失踪者という言葉が含まれていたからです。
 憲子は16歳の高2になったばかりの春に突然いなくなりました。調査会に届け出ても北につながる情報は残念ながら何ひとつありません。ですから私もこういう場にたたせていただく時に、とても足元が不安で気持ちが揺らいでいることを知っていただきたいと思います。
 憲子には歳の離れた妹がいて、いなくなった時、小学校の低学年でした。その妹は憲子がいなくなった時に、「どうして私に何も言わずにいなくなったんだろう」、そう言って幾晩も泣き明かしたそうです。その妹はあなたの妹だったかもしれません。ここにいらっしゃるご家族は、あなたのお父さん、お母さんかもしれません。向こうに連れていかれた方は、あなたのお子さんや兄弟だったかもしれません。どうぞその思いをめぐらしてこれからもずっと支えていてください。全員が帰るまで皆さんのお力を貸してください。宜しくお願いいたします(拍手)。





  
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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3