救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「日朝合意「再調査」−こんな問題が起きないか緊急国民集会」全記録



◆調査に1年?こんな悠長なことでいいのか

平沼赳夫(拉致議連会長、衆議院議員)
 皆様ご苦労様です。今日は全国からお集まりをいただき、この集会ができることを大変評価しています。冒頭、古屋大臣から強い決意表明がありました。飯塚会長が言われたように一つの前進ではあると見ていますが、しかし5月29日に両国で文書が出て、その合意文書を見ると、ずいぶん疑問があります。
 我々議員の中でも侃侃諤諤の議論がありました。今までの出方があるからその辺は了解して、必ず全員を取り戻すというようなことを言っていますが、あの合意文書を見ると、人権を著しく犯す拉致をしたことに対して、今までかけていた3つの制裁を解除するような挙に出ているわけです。
 例えば船の往来の問題、人物の往来の問題、あるいはお金の往来、こういうものを当初から解除してしまう。ですから議員の中では順序がおかしいのではないか、交渉事で毅然とやるんだったら、向こうが誠意を見せてきたら我々は拉致を真剣に考えているわけですから、そういう条件を一つひとつ解除していくというのが筋ではないかと私は思っています。
 2008年にそういう合意があったわけですが、これもみごとに水に流されてしまった。そういう前科のある国ですから、日本は出足からしっかりと地に足をつけて真剣に対処していかなければならないと思います。
 また、信頼すべき情報筋によりますと、8名の方々は全部生きている、こういう情報があります。しかし合意文書を見ると、例えば小出しに、「3人生きていた」で終わりにされてしまうこともありますから、本当に8人生きているという確証も今後の交渉になると思いますが、取っていかなければならないと思います。
 それから、ジェンキンズさんが小泉首相と会った時にも、「帰ってきなさい」と言ったこれども、彼は最後まで帰ると言わなかった。「あの時帰ると言ったら自分は確実に殺されているんじゃないか。そういう危機感があるから言わなかった」ということなんです。
 ですから北朝鮮に残されている被害者の方々は、そういう状況で暮らしているわけですから、我々はそういうこともしっかりと認識をしてこの問題を取り扱っていかなければならないと思います。
 その他議員からは色々な疑問点がありました。ケースバイケースで色々なことが考えられているわけですが、今までの経緯を見てみると、やっぱり日本というのは甘いところがあった。
 安倍総理大臣も古屋大臣も、任期中にこの問題を解決すると明言されているわけですから、そこに期待したいことは大いにあるわけですが、やっぱり細かに追及をしていただきたい。例えば特別調査委員会ができると言っていますが、その委員長は誰なのか。そしてどういう構成でその委員会ができるのか。我々は疑問に思います。
 被害者の方々は全部把握をしています。官房長官の話によると、「3週間で委員会ができて、あと1年くらいかかるでしょう」。こんな悠長なことでいいのか。彼らはすべてリストアップされているわけです。そういうことも厳しく追及していかなければいけないと思います。
 まあ、安倍総理大臣が毅然とやろうということですから、そこに私たちは期待をさせていただきますが、合意文書には疑問点もたくさんあります。こういうことは、家族会の方、特定失踪者家族の方がたくさんいらっしゃるのですから、そういうことも含め、日本は責任をもってやっていかなければならないと思います
(拍手)。
櫻井よしこ
 どうもありがとうございました。議連の会長として、実際に北朝鮮とのやり取りの詳細をご存じの平沼さんであればこその、実感のこもった疑問点、不安点だと感じました。特別調査委員会が設置された段階で、様々な制裁の解除に踏み切るということに、少なからぬ人々が不安感を抱いていますが、それでも交渉の窓口が開いたということをどのように見るのか。
 そしてまた交渉の窓口は、先ほどの古屋大臣のお話しでは、こちら側は外務省の局長級だとおっしゃいました。向こうは宋日昊という人物だと。もちろん政治と官僚の間に緊密な連絡体制ができていないはずはないんですが、こうした点も含めて今回の5月29日の再調査合意の内容についてのコメントをいただければと思います。


  
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2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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日比谷公園1-3