救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「もう我慢できない。今年こそ結果を!国民大集会」全記録



◆「こんなひどいことをやっている国がある」と認識

増元照明(家族会事務局長、増元るみ子さん弟)
 いつもありがとうございます。
 3月17日にジュネーブで人権理事会があり、日本政府の厚い尽力によって、その人権理事会の中で、日本政府の代表として発言をする時間を飯塚代表にいただいたことは非常に画期的で、私たちにとっても非常に貴重な機会を得たと思っています。
 私も何回か人権理事会の傍聴をさせていただきましたが、あの時とは雰囲気が全く違いました。英語でCOI(調査委員会)の調査報告が出て、各代表部の方々はそれを熟読された方が多いんです。
 それまでは、「北朝鮮は変な国だ、人権があまり守られていない、しょうがないわね」という感覚しかなかった人たちが、「こんなひどいことをやっている国はとても放ってはおけない。ただちに国連は人権改善に向けて動かなければならない」という議論をされていたんです。
 そして3月28日には、厳しい決議案が採択されて、それを安保理に付託する、審議を求める決議があげられました。それを受けて4月17日、ニューヨークの国連本部の中において報告をさせていただきました。
 日本は今安保理事国ではありません。それでも北朝鮮の人権問題に直接関係する国として発言の時間を作っていただきました。
 4月16日には、サイドイベントとしてカナダが主催して、多くの国連の代表部の方たちが参集して北朝鮮の人権問題に関して、カービー報告書を作られた(マイケル・)カービーさん、マルヅキ(・ダルスマン)さん、そして(ソーニャ・)ビセルコさんの3人の報告を受けて、多くの国々が「このままではいけない」、「今動かなければいけない」という強い意志を表明されました。
 私もその中で話をさせていただく時間をいただきました。私が一番国連の皆様に訴えたかったのは、「国連の一員である北朝鮮が、このようなひどい人権侵害をしていること自体を国連として決して許してはならない」、「国連の一員である皆さんが意識していただきたい」ということです。
 さらに翌日の安保理の非公式会合に中国とロシアは欠席しました。15か国の内13か国、その内3か国は開催に積極的に動いたアメリカ、オーストラリア、そしてフランスでした。そして13か国の内11か国が北朝鮮の人権問題に関して、「このような人権侵害を本当に許してはいけない」、「絶対にこのまま放置してはいけない」、「国連の一員として安保理で討議しICC、国際刑事裁判所へ付託し、人道に対する罪について責任をとらせるような結果を生まなければならない」という表明をされました。
 これだけ多くの国際社会がようやく北朝鮮内部における人権侵害、そして北朝鮮による対外的な人権侵害、拉致を含めて、それを意識したということは大きな力になると思っています。


◆人権問題で全く動かない中国、北朝鮮

 今後、中国が拒否権をもっている国であるということが安保理での会合の中で北朝鮮による人権侵害問題が審議されるか、さらに次のステップにいけるかの鍵を握ると私は思っています。参加国の方々もある程度意識されていますが、日本の国から発することができないでしょうか。
 中国という国は安保理の常任理事国として席を持っています。その国が北朝鮮による非常な人権侵害に関して無関心であるとか、「人道に対する罪」に対して全く黙認するような国家であってはならないという声を、国際社会が強めていくことが中国を縛っていくことだと私は思っています。
 人権問題で全く動かない国は世界の一流国ではないという声を世界中に広めていくことが必要なのではないでしょうか(拍手)。日本は中国に対してお願いするのではなく責めていくべきです。中国は動けと(拍手)。「あんたのところも拉致被害者がいるじゃないか。なぜ戦わないんだ」と責めていくべきだと思います。
 圧力がなければ中国も動きません。北朝鮮も動きません。この声を日本国から始めていくことが必要なのではないかと思います。是非皆さんにご協力をお願いします。
 つい最近まで、国交正常化交渉で事務レベルで交渉がなされていました。3月28日、私は伊原局長に申し上げました。これはこれまであまり言わなかったんです。北朝鮮という国は何をするか分からない国です。追いつめられて生存している被害者を殺して、骨を突きつけてくる可能性のある国です。その国に対して、「決して日本人を傷つけるな。もしそんなことをしたら確実に我々は証明して見せるし、分かるんだ」と突きつけてくださいと(拍手)。
 そうしなければ私たちの家族を守ることができないから。今もしかしてここに朝鮮総連の方がいる可能性が強いんですが、本国に言ってください。「日本の医療技術をなめるんじゃない」と(拍手)。「貴様らがそんなことをやったら我々は北朝鮮を許すことはしない。最後まで戦ってみせる」(拍手)という日本人の意志を本国に伝えていただきたいと思います。
 ありがとうございました(拍手)。
西岡 今、外務大臣政務官の石原宏高先生がいらっしゃいました。ありがとうございます(拍手)。また平井伸治鳥取県知事が来られましたので一言お願いいたします(拍手)。
平井伸治 もう私たちには時はないと思います。我々鳥取県民も松本京子さんのお母様三江様がお亡くなりになりました。悲しみにしずんでいます。今こそ取り戻すべき時です。
 鳥取県の松本京子さんがいなくなった砂浜は弓ヶ浜と呼ばれています。神話の世界ではこの弓ヶ浜は陸地を引き戻す、そういう綱だったのです。
 皆さん力を併せて、綱を渡して、是非ともあちらにいる未だ取り残された人たちを返してほしいと思います。是非とも力を与えてください。宜しくお願いいたします(拍手)。
西岡 それでは横田さんお願いいたします(拍手)。

  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3