救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「もう我慢できない。今年こそ結果を!国民大集会」全記録



◆国家の大きな欠点を認識し忍び寄る危機に対応を

三宅博(衆議院議員)
 みなさんこんにちは。「もう我慢できない!今年こそ結果を!」であるならば、拉致の全容を明らかにしなくてはならない。まずこれが一番ではないかなと思います。
 果たして、北朝鮮に拉致された被害者の数は何人いるのか。そしてまた日本政府はこの拉致事件の存在をいつから知っていたのか。さらに、日本国内において拉致事件を実行したのは誰だったのか。こういうことをすべて明らかにしていかなければならない。
 多くの国民の方々は、薄々感じつつあると思いますが、北朝鮮から工作船に乗ってきた工作員が、日本人被害者を拉致して北朝鮮に連れていった。そういう構図ではないでしょう。実相、実態というものを明らかにしていかなくてはならない。
 拉致の実行犯は日本国内において朝鮮総連であった。また朝鮮総連の指令を受けて多くの実行犯が今も日本国内でのうのうと生きているということなんです。この部分を我々は強く認識するとともに、犯人を一人ひとり挙げていかなければならないと思います。
 日本政府はとうの昔からこの存在を知っていた。しかし、あの時の誰が悪かった、誰に責任があったと、こういうことばかり言っていても埒が明かないんです。そういうことはさておいて、事件の全容を国民が共有していかなければならない。
 そして全体像を把握した上で、本当の意味で国民一人ひとりが反省をしていかなければならないと思います。多くの同胞が長年にわたって拉致されてきた。その存在も知らなかった。政府もそういう努力をしていなかった。単に拉致だけではなく、なぜこういうことになってしまったのかという国家の大きな欠点を我々が認識しなければ、これから迎えるであろう、忍び寄る大きな危機に何一つ手が打っていけないのではと思います。
 それから今日お越しになっておられますが、特定失踪者のご家族の森本美砂さんの双子のお姉さん山本美保さんのDNAデータ。これも我々は実態を厳しい目で見ていかなければならない。
 山形県の遊佐海岸に漂着した遺体のDNAと特定失踪者の山本美保さんのDNAが一致したということを警察が発表したんです。だから犯人がどうこうとか、原因がどうとかはさておいて、やはりそれは間違いであったと、真相というものをすべて明らかにして、国民一人ひとりがなぜこういう結果になってしまったのか、このような大きな被害者を出してしまったのか、このことを我々も厳しく認識を共有して、二度とこんなことが日本において再現されることのないような国づくりをしていかなければならないと思います。ありがとうございました(拍手)。
西岡 三宅先生は国会議員になられる前から、一番最初の国民大集会の時から、地方議員としてこの運動の先頭に立ってきてくださいました。今国会に入られてこの問題をやってくださっていることを大変心強いと思っています。
 続きまして、公明党拉致問題対策委員長の上田勇お願いいたします。

  
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