救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「もう我慢できない。今年こそ結果を!国民大集会」全記録



◆動きの結果を期待したい

飯塚繁雄(家族会代表、田口八重子さん兄)
 みなさんこんにちは。この集会は、今司会が言った通り、何十回という経過の上で今日の集会を開いたわけですが、「今年こそ結果を!」がスローガンで、皆さんとともに、結果を早く出す意気込みを示しています。そういう中で、私も誰かと会う度に、「もう我々は我慢ができないんだ。今年こそ結果を出したいんだ」という話をしています。
 今年は3月以降色々な動きが出てきました。そういうのを見ながら、何か動くのではという気持ちがありますが、これは今後の対応を見てみないと分かりません。しかし、今までになく動きが出ていることは確かです。
 その一つとして、皆さんの応援のおかげで、私も3月17日の国連の人権理事会の本会議に直接出席させていただきました。民間人があそこでしゃべるのは初めてということで注目を浴びました。
 時間が短い中、人権調査委員会の報告を受けて、各国の代表が非常に注目していました。そういう中でさらに理解を深めていただくために私の話、1分40秒でしたが、拉致の実態、家族の思いを訴えました。
 今回の調査委員会の内容は、今までになく相当厳しいもので、北朝鮮に対し強い言及となっています。しかも、「人道に対する罪だ」というきつい言葉もはっきりと載っています。各国代表がそれぞれ意見を述べたわけですが、8割以上の国が、「この問題は早急に対応していかなければならない」というような話がありましたし、今回拉致問題に理解を深め、場合によっては具体的な行動にうつしてもらうような雰囲気が感じられました。
 私が発言しようとしたら北朝鮮の代表(国連代表部大使)が、テーブルを叩いて「あいつは誰だ」と、「政府の代表ではないのではないか」という動議が出ましたが、議長は「そうではない。きちんと登録された日本政府の一員だ」ということで、私はそのまま訴えました。
 この場面を見て、各国代表も、「やはりこんな程度の国なのか」と感じたと思いますし、あの態度そのものが自らの非を認めた態度なんです。そして我々は、人権理事会での決議を安保理に付託して、北朝鮮に向けて実際の行動がとれるようにしてほしいというお願いをしてきました。
 その件は今日本政府と綿密な連携をとりながら次につなげていくべく活動していただいています。
 そして先日、アメリカ大統領オバマさんとお会いしました。あのタイトな日程の中で拉致被害者家族と会う意味を十分考えていただいた上で、あのような結果になったのではと思います。横田夫妻と私と3人で会いましたが、拉致の実態をかなり認識しているようですし、この話をする時の顔つきの厳しさ、これも相当感じました。
 拉致というひどいことが未だにある。これを何とかしなければならないという感じが受け取れましたし、そばに安倍総理がおられ、二人で今後の対応をきちんとやっていくというお話もうかがいましたので、今後に期待します。
 この件は北朝鮮も当然見ていますし、アメリカ国民も知っていますし、世界各国に配信された大きなインパクトだったと感じています。
 そういう動きの中、3月には日朝の局長級会議も開かれ、さらにこれを継続していくという動きになっています。協議すればいいということではなくて、協議の結果がやはりほしいわけです。そういう意気込みも日本政府の中にあるようですし、今後北朝鮮にだまされないような形ですすめていかなければならない。安倍総理も、「今度こそは絶対だまされない」とおっしゃっていました。
 しかし、北朝鮮は今現在「解決済み」という態度を崩していません。それをひっくり返すのは大変です。どういう形でひっくり返せるのか、あるいはどういう形で拉致問題の協議が進展していくのか分かりませんが、動きが感じられます。
 逆に、ミサイルを撃ったり、核実験をするぞと言ったり、そういう軍事的な威嚇の動きもあります。これらを総合してどう分析するかは専門的なことなので、それなりの方々が判断することですが、我々はそういう動きを見て、以前とはちょっと違うなという感じを持っています。
 今後も間髪を入れず協議を続けていけるように是非お願いしたいし、日本政府が責任を持って解決すべきことでしょうが、我々としても、あるいは皆さんからみても、それを応援するような意気込みが必要だと思います。
 今後どうなるのか分かりませんが、少なくとも何も動きがなかった、何をしているんだということがなくなったことが期待につながるわけです。このような集会は、もう結果の報告の集会にしたいといつも思っています(拍手)。
 多分いっぺんには解決しないとしても、解決に進んでいく道筋がはっきりと見える、あるいは少しずつでも被害者が帰ってくる、こういう状態が続けばすべての被害者が帰ってくることにつながるわけです。認定被害者だけでなく、特定失踪者の方々もたくさんいます。そういう人たちも含め結果を期待したいと考えていますので、皆様がそれぞれのお立場でこの問題が早期に解決するように是非ご支援をお願いいたします。
 今日はたくさんお出でいただきありがとうございました(拍手)。


  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3