救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

特別セミナー「拉致問題の全体像と解決策」全記録



◆日本人を助けるのは私たち

西岡 ありがとうございました。今お話を聞いていて、私も実は夜眠れなくなる時があります。どうしたら助けられるのか。安全に全員を助ける。それも、増元さんがおっしゃった向うで病気になっているかもしれない、その人に今電話ができるわけではない。認定の有無に関わらず全員を助ける、真相を究明する、実行犯の引渡しを求める、それが解決の定義だと今年の1月に安倍政権が決めました。
 それをどうやって実現することができるのか。総理はいろんなことで忙しいのかもしれませんが、眠れない夜を過ごしていていただかなければならないぐらい困難な課題を、するとおっしゃったんです。そうだと思っております。
 私は3度目のチャンスは必ず来ると申し上げてきました。今まで、実は金丸訪朝の時はチャンスだったんですよ。北朝鮮が寄ってきたんです。こっちが何も言わなかったからです。2度目、小泉訪朝の時も増元さんが言われたようにいろんなことがありました。5人しか取り戻せませんでした。あの時も向うが寄ってきたんです。しかしその時は担当大臣もいなかったし、対策本部もなかった。外務省しかなかった。各党に本部もなかった。
 今のこの体制でもう一度勝負をかけて全力で勝つしかない。こちらは、体制はできた。いろんなことを思いますが、過去2回に比べたら、対策できた。それでも解決できなかったら、どう責任をとってくださるんですかということを総理や事務局長に申し上げたいですし、いつも申し上げているところであります。
 3度目の戦いはまだ決着がついていないんです。まず戦いを勝ち抜けるようにしなくてはいけない。そしてこの体制で情報を取って、世論も盛り上げて、各党、そして我々も国民の世論を盛り上げて勝たなければいけない。
 今どこで、どんな思いをしているのかなあ、今晩も月や星を見ながら、いつ日本から助けが来るのかなあと、めぐみさんや恵子さん、るみ子さん、それから名前の分かっていない被害者もそう思っているからこそ諦めたりすることは絶対できない。
 困難だといって、その前にただ立ちすくんでいることはできない。できることは何でもやるということで助けようではありませんか。日本人を助けるのは私たちなんです。共に頑張りましょう。今日はありがとうございました(拍手)。

  
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