救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「寺越事件50年、今何をすべきか 東京特別集会」全記録



◆「寺越事件」となったのは、手紙が来た87年からだった


北野政男 皆さんこんばんは。お忙しい中、寺越事件についてこれだけ集まっていただいて本当にありがとうございます。
 今日、この会場にパッと足を踏み入れて、ちょっと気になったことがあります。確かに事件は50年前、うちの親父等3人が失踪したことから始まっていますし、「寺越事件50年」と書いてありますが、「寺越事件」となったのは、手紙が来た87年からです。そして拉致、昭二の殺人が表面化しています。私は、寺越事件はこの時から始まったように思います。
 横田さんとか市川さんとか、他の人たちと比べてそんなにたいした時間は経っていないと理解しています。
 50年前、確かに、私が小学校の時でした。そして手紙が来てこの事件を知ったのは、仕事をしていた頃です。働きながら、山でボーリングという水抜きの仕事をしていました。地すべり防止の仕事です。その時、会社から、「昭二、外雄、武志は生きていたよ」と連絡をもらったのが最初です。もう大人でした。そこから私の気持の中で拉致問題が始まったということです。
 それから政府にも色々お願いをしてきました。来るたびに、一つひとつ、「これお願いします」と大臣にお願いしてきたんですけど、最近では松原大臣の時、寺越事件の再捜査をお願いしましたが、何の音沙汰もなく大臣が代わられました。来るたびに、政府に対しては何らかの陳情はしてきました。
 今日も、古屋大臣に要請しました。開口一番、「寺越事件は拉致です。救助というのは方便です」と言ってきました。救助が方便であれば、それは罪にはなりませんよね。さっきも癌の話が出ましたが、昔は、肺癌と言わず肺の腫瘍とか、胃は胃潰瘍とかと患者に嘘をついていましたが、これは罪になりません。それは方便です。
 しかし、方便も、「息子に会いたい」という方便ですから、それはそれで誰もが納得できます。それを今もやっており、これは方便の上塗りです。もう方便を越えてしまっている。見方を変えれば、ちょっと危ない気がします。
 一つの例として、先日三人の連名で、拉致ではありませんということを(友枝さんが)外務省に出しました。私たちは同意もしていないのに、寺越昭二の名前が出ています。外雄さんの名前も出ています。外雄さんのご家族の同意も出ていません。私たちの同意も得ていません。
 これも方便の上塗りとして考えてみれば、度を越えてきている。なぜそこまでやるのか。日本政府が拉致認定するとか、あるいは昭二のことで明確な判断をしないので、友枝さんは一生懸命、救助にしようと、ちょっと批判されるようなこともしました。
 しかし、寺越事件はきれいごとだけではすまされない。皆さんが今日、こうやって来ていただいたからには、裏側も知っていただきたい。そうしないと集まってくださった皆さんに申し訳ないと思います。
 そのことについては、批判されたり、叱られたりする部分はあります。それは私も、橋本市長じゃないけど、自覚はしています。お集まりいただき感謝します。ありがとうございました(拍手)。/p>

  
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