救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」全記録



有本嘉代子(有本恵子さん母)

※01:30〜
※電波状況が悪かったため途中映像・音声が途切れることがあります。ご了承下さい

 みなさん、こんにちは。本当にこんなに大勢の方に来ていただき、ありがとうございます。

 先ほど9月17日のビデオを見せていただきましたけれども、あの当時のことを本当に思い出しておりました。突然、恵子が「死んだ」と言われたんです。だけど、私はもう向こうに行って手紙が1988年9月6日に届きました。

 それ以降9年間は何とか2人で色々なところにまいったんですけど、どこも相手にしてくださいませんでした。それで家族会ができて、今の状態になっているんですけども、「死んだ」と言われた時は、手紙が来たことによって私たち夫婦はもう心配しておりました。手紙が来ることによって何か起こったんじゃないかと。

 もう国内では分かっておりますので、北朝鮮には知れておりますから、その時点で何かされているんじゃないかなあという思いがありました。だから、「亡くなった」と言われた時は、主人は鸚鵡返しのように、「それだったら殺されてる」と言いました。

 私も、「そうだろうな」と思ったから、「もうこれは残念だけど、一生懸命運動してきたんだけれども、これはこれで運動は終わりだな」と思いました。

 でもそれ以降、確かその年の10月2日だったと思いますが、北朝鮮から「死亡確認書」というのが届きました。その時にやはり家族の皆さん方と見せあった時に、非常に死因がおかしかったんです。

 私どもは、全員が、子どもが一人あるということは聞いておりましたので、「三人ともガス中毒死」。他の方も、死因が非常におかしかったんです。それで、「ああこれは死んだというのは嘘だな」ということを確信しました。

 これだったら、これからもっと頑張って、とにかく取り返すまでは皆さんとともに頑張らなければいかんと、そう思いました。

 先ほど、曽我さんが、やはり「希望を捨てたらいかん。きっと助けてくれる」という希望を持って今まで来たとおっしゃいましたけれども、恵子もそういうつもりでいてくれるかなと思っております。

 おとなしい子だったけど、芯は割り方しっかりしておりましたので、そういう思いで、今暮らしていてくれるかなという思いがあります。

 それと、私がいつも思いますのは、他の方々はほとんどの方は、国内から無理矢理に連れていかれたんですね。私どもは、よど号ハイジャック犯の奥さんたちが、1970年の終わりから80年の頭にかけて、「日本人獲得作戦」というのをヨーロッパの方でしたんですと、皆さんご承知かと思いますが、八尾(恵)さんが法廷の場で言いました。

 その時に連れていかれたのが何人かいるんですね。私どもは、今日来ていらっしゃる松木さんと北海道の石岡さんの3人だけということになっておりますが、それ以降に『宿命』という本を書かれた、高沢皓司さんが、私どもに来られまして、「実は田宮さんから聞いたんだけども、ヨーロッパの方から20人くらいは連れて入っている」とおっしゃったんです。

 だから今分かっているのは3人ですけれども、他にヨーロッパから連れられて入っている人があると思います。だから親御さんたちは、ヨーロッパに行ったまま全然帰ってこないと思って待ってらっしゃる方もあるかと思いますけれども、私たち国が認めている以外に特定失踪者の方がまだ470名ほど名乗っていらっしゃると聞いております。

 ところがこの方たちは本当に不安だろうなという思いが、私はずっとしています。だから私たちを含めて、みんなが帰ってこないとこの問題は解決しないんですから、皆が帰るまで私たちはなんとか頑張らなければいけないという思いを持っております。

 一番ありがたいと思いますのは、地方に行きまして署名活動をした時、必ず声をかけてきてくださるんです。「頑張ってくださいよ」ゆうて。私も高齢になっておりますので、今年は持つかなと思うくらいしんどいこともありました。だけど、なんとか頑張らなくてはという思いを持っております。そして大勢の方が署名してくださる時に、必ず「頑張ってくださいよ」言うて、「私たちは何もできないですけど、皆さんが一日も早く帰れることを祈ってますよ」と声をかけてもらって、本当に署名の用紙を変えるのが忙しいくらいしてくださいました。

 2日間したんですけれども、2日とも約1300名くらいの方がしてくださったと聞いております。だからこの問題に取組んで本当に国民のみなさんがたが、一生懸命私たちを支援してくださいます。それはやはり、「私の子どもだったら」という思いがあるんですね皆さん。それで一生懸命してくださると思うんです。

 だからこれに取組む政治家の方々は、なんか難しい国ですから大変だろうと思いますけれども、北朝鮮が国内に入ってきて無理矢理にさらっていったんです。だから、日本の国も毅然として、「さらっていったんだから返しなさい」ということを、高飛車に言うていただきたいと私は思います(拍手)。後ろに寄ることは全然ないと思います。

 私たちも歳に負けないで頑張るつもりでおりますけど、今の思いは、とにかく、この平和な日本にもう一度娘たちを取り返して、あと残った人生を暮らさせてやりたい、その思いで一生懸命頑張っております。

 皆さんもどうぞ、このことだけは解決するまで忘れないで協力してくださいますよう、宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。

櫻井 ありがとうございました。拉致被害者のご家族の皆さん方のお話を伺うたびに、本当にかくも多くの国民を拉致されて、これほど怒らない国、政府レベルでも怒りを爆発させない国はあるんだろうかと、いつも、いつも思います。

 その怒りを私たちは絶対忘れないようにして発信し続け、政府にも共に怒ってもらって、取戻してもらえるようこの運動を続けたいと思います。

 ここで、家族会の皆さん方に、一言ずつお願いをいたします。有本明弘さんから宜しくお願いいたします(拍手)。



  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3