救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

訪米報告と米朝首脳会談−東京連続集会101



◆6月12日まで「全被害者の即時一括帰国」と言い続ける

西岡力(救う会会長)
 6月12日にどうなるか。分からないことが多いですが、論理的には3つしかありません。
 第一はアメリカが中途半端な譲歩をする。アメリカまで届く大陸間弾道弾の放棄だけで、核については今後話し合うとか、段階的な廃棄ということで譲歩してしまう。これが最悪です。拉致問題は棚上げになる。我々が訪米した感触では、それはほぼないんじゃないかと思いますが、すべてのことでゼロということはありませんので、そういうことがないように警戒しなければならないと思います。
 第二の可能性は、完全な放棄を金正恩が認めるということです。ボルトンさんが満足するような核・ミサイル・化学兵器の放棄をする。決断し、実際に実行するということです。そのことと、拉致被害者を全員返すことと比べれば、被害者を返すことの方が容易です。
 しかしそれは、日本が要求しなければ実現しません。だから我々の要求水準は、「全被害者の即時一括帰国」だと。さっき拓也さんがいいことを言いましたが、日本が支援しなだけでなく、国際機関が支援しないことも我々は反対だし、その費用を日本は持たないということで、トランプ大統領がうまくいった場合に、自分の財布からお金を出したくない人ですから、様々なことで日本に請求書が来るだろう。安倍総理はそのことも分かって、話していると思います。
 平壌宣言に基づいて、拉致問題と核・ミサイル問題が解決すれば、国交正常化交渉ができる。国交正常化になれば経済支援もできる、と。
 しかし、第三の可能性は、決裂するということです。6月12日が起きないかもしれない。6月12日の前に決裂するかもしれない。古森さんが先ほどおっしゃいましたが、決裂することを想定して準備をしておくべきだ。その場合に軍事的緊張が高まっていくでしょう。その時被害者をどうやって安全に助けるのか。
 冒頭言いましたように、本当にしびれるような思いで一体どうなるのかと思っています。この3つの中で何かが起きる。我々が今できることは、要求水準を下げないということです。「全被害者の即時一括帰国」を言い続ける。日本はそれをしない限り決して満足しないし、国際社会が制裁を緩めたりすることに反対する。それをアメリカが認めないなら、「同盟に対する裏切りだ」と言う。
 固い決意で絶対に「全被害者の即時一括帰国」を言い続ける。総理も今そう言っているんです。日本中でみんなで、どこに行っても、「全被害者の即時一括帰国」だと言う。それが日本人の意思だと言い続ける。6月12日まで我々ができることはそれではないかと思っています。ありがとうございました(拍手)。
 では家族会の横田早紀江さんと本間勝さんにお願いします(拍手)。


  
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