救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

訪米報告と米朝首脳会談−東京連続集会101



◆世論の後押しがなにより大事

山田賢司(拉致議連事務局次長、自民党衆議院議員)
 今回特徴的だったのは、横田拓也さん飯塚耕一郎さんという日本の拉致被害者の家族とオットー・ワームビアさんというアメリカ人被害者の両親との対面があったということです。
 このことにアメリカのメディアが非常に注目して、PR効果がすごかったんです。拉致問題は人権問題で、人道上もひどいじゃないかという抽象的な話ではなくて、そこに生身の人間がいるということなんです。
 一般の人の中には、拉致問題というと人が連れ去られた話かとなりますが、横田めぐみさんについて言うと、13歳の女の子が帰宅途中に連れ去られた。そして横田めぐみさん自身もそうだし、拓也さんや家族がいるんだ、と。40年間も会えないということがどれほど残酷でつらいことなのかということです。
 飯塚耕一郎さんに至っては1歳で拉致され、お母さんの顔を覚えていないと言われる。母と言わずに、「八重子さん」とおっしゃる。こんな残酷なことが起こっている。飯塚耕一郎さんにとってもそうだけど、1歳の乳飲み子を置いて連れ去られたお母さんにとってはどんなにつらいことなのか。聞いているだけで涙がこみあげてくる。そして初めて北朝鮮が何をやったのか「分かる」んです。
 国際的には主権侵害で、かつ人道上の問題だではなく、生身の人間が苦しんでいる。むごいことが起こっている。同じように、オットー・ワームビアさんのお父さん、お母さん、弟さんと会われた時、耕一郎さんが、「オットーさんはどういう人だったのですか」と質問をされたんです。
 お子さんを亡くされたばかりだからショックを受けられるのかなと思ったら、すごく喜んでいた。「よくぞ聞いてくれた」と。それは山谷先生が言われたように、「イケメンというかかっこいいというか、そして頭のいい子で、学ぶことが大好きで、生きる情熱を持った子だった」と。
 そんなことをおっしゃるんです。これこそまさに生身の人間がそこにいて、そして家族が犠牲になったということを知ることによって、「こんなことは許せない」ということが広がっていく。
 なぜこんな細かいことを言うかというと、政府はもちろんしっかりとやってもらわなければいけないんですが、日本政府は安倍総理の強いリーダーシップのもとしっかりやっています。そしてアメリカの協力を得て、アメリカも政府一丸となって協力してくれている。
 そしてご家族、救う会、そして本日お集まりの応援してくださる皆様。ここが一番大事なんです。世論の後押し、「北朝鮮は許せないんだ」ということをみんなが思っているということ。アメリカで私が感じたのは、みんなそういう認識を持っているということです。
 世論の一部には、「日本は蚊帳の外に置かれているんじゃないか」とか、「せっかくの南北の融和ムードの中で、拉致にこだわって水を差すのか」というのもありますが、全く違います。
 アメリカの中では、金正恩のパフォーマンスについて、「こんなものに騙されるか」というのが一般的な認識です。皆さん方が、「とくかくこれは許せない」と思っている。
 同じように日本の中でも、「取り返さないといけない」と。これだけ辛い思いをしていらっしゃる方々の思いをしっかり受け止め、解決に向かて頑張っていく。そのためには世論の後押しがなにより大事だと思います。
 今日お集まりの皆様は長年にわたってご支援されている方々だと思いますが、日本国民がわが事として、「これは許せない。なんとしても取り返せ」いう思いで後押しをしていただくこと、このことが北朝鮮へのプレッシャーになっていくと思います。
 日本が蚊帳の外にあるんじゃなくて、北朝鮮を何とか蚊帳の中に押し込めて解決をさせる。世界が一丸となってやっているんだと。「蚊帳の外」という意味の蚊帳ではなく、蚊帳の中に押し込めて核・ミサイル・拉致を解決させるんだということ。このことで一致団結していきたいと思っています。
 最後に帰り際に拓也さんと話をして、「これを最後の訪米にしたい」と。その通りです。こんなことをいつまでもご家族にやらせてはいけない。「あの時あんなことがあったね」と言えるように、そして日朝会談があるのかどうかも含めて、結果を出すためにしっかりと頑張っていきたいと思います。どうか皆様方のご理解と後押しを宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。
西岡 それでは一緒に訪米した横田拓也さんと島田さんに登壇してもらいます。なお、先ほど言いましたが5人の先生が訪米してくださり、また加藤大臣も一部我々と一緒に行動してくださいました。元大臣2人、現役大臣1人、それらがみんな拉致問題を訴えると言う体制で訪米しました。
 そして何よりも家族会事務局長の横田拓也さんが1週間ずっと、忙しい中休みをとって参加し、今日も参加してくれました。ニューヨークでの拓也さんの訴え(メールニュース5/18)も配布資料にありますが、どんなことを訴えてきたのか、そして今どんなことを考えているかをお話ください。


  
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