救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「緊迫する北朝鮮情勢のもとで拉致被害者救出を考える」全報告



◆アメリカ人拉致も日本人拉致を重視するようになった要因

古森義久(ジャーナリスト、麗澤大学特別教授)
 そしてトランプ政権全体として、日本人拉致を政策として重視するようになった。これにはあと2つの要因があります。
 一つは、アメリカ人の26歳の青年でオットー・ウォームビアさんが北朝鮮を訪問して、ホテルにあったポスターを盗んだという理由で懲役刑を宣告され、ずっと捕まっていた。そして非常に身体が弱くなった時に北朝鮮が帰してきた。
 その返す時の方法が非常に残酷で、脳に決定的な障害があって、意識不明で瀕しの状態にあった。それを返してきたが、1週間くらいで死んでしまった。これはいかにもアメリカ人の青年だという明るい感じで、元気な時があったということが分かるんです。
 この時の北朝鮮の説明が、「ウォームビア氏が自分でボツリヌス菌というウイルスにかかってこういう状態になったんだ」と。ところがアメリカで検査してみたところ、全くそういう見解は出てこなかった。
 ここからですね、そういえば日本人拉致問題というのもあって、横田めぐみさんその他の被害者の遺骨だと称するものが北朝鮮から返されてきたけども、日本側のDNAの鑑定で全く偽物だと分かった。このこととウォームビア氏に対する扱い、特に事故に対する説明が似てるじゃないかということで、日本人拉致問題がマスコミでプレイアップされるようになった。
 もう一つ、2004年に中国の雲南省で行方不明になったアメリカ人青年、これはデイヴィッド・スネドンという人物ですが、これがどうも北朝鮮の工作員に拉致されて、今平壌にいるらしい。それを裏付ける状況証拠がいくつもあって、その情報を掘り出すために、西岡さん等は調査をしてアメリカ側に渡し、あるいは、前から古屋圭議員が行って、この問題は日米共通で被害を受けているんだということを訴え、アメリカ議会での動きになっていったんですね。
 特に、トランプ政権と同じ共和党の人たちが動いてくれたということで、北朝鮮の人権弾圧ということをトランプ政権、あるいはトランプさんの頭脳の中にインプットしていく大きな効果があった。
 ウォームビア事件、そしてスネドン事件は、アメリカ政府としても北朝鮮の人権弾圧を、核・ミサイルと並列的に並べて、政策の大きな柱にして追及していかなければならない。こういう状況だと思います。
 その中には、日本人拉致事件も入っていたということで、そういう展開がありました。そして今の北朝鮮の状況を見ると、核・ミサイル問題で、かつてない朝鮮半島の危機が高まって、アメリカと北朝鮮の間で戦争が起きても不思議ではない。


  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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