救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

緊迫する米朝関係と拉致問題?東京連続集会97全報告



◆閉会中審議をするならミサイル問題を

本間勝(田口八重子さん兄)
 みなさんこんばんは。私の兄飯塚繁雄が東京連続集会には必ず来て、みなさんに拉致被害者の救出を訴えてきましたが、ちょっと健康を害して、検査入院のレベルですが入院していることを報告させていただきます。
 島田先生から、米中韓の情勢と拉致被害者救出の話がありました。安倍政権が支持率26%と言われているような状態にまで落ち込んだ。拉致被害者の救出は今後どうなるのか。政府に実行力があって、色々な問題を解決していけるのかという不安があります。
 政府は強力でなけれなばらないわけですが、最近の情勢を見ると、色々なことで足を引っ張られて弱体化に向かっているのかなと心配です。安倍さんという人は、2002年の小泉訪朝の時から拉致問題に関係してきています。そして政権を担った時に、自分が拉致問題を最優先で取り組みます、責任を持って解決しますと言われた。
 その人がこの先、安定した政権を保てないならば難しくなってくる。当然北はそれを見ているわけです。交渉するには安定した政権を求めるでしょうし、野党の民進党でさえ弱体化している。与野党が不安定になっている状況です。これで拉致問題の解決に行動していけるのか。
 今閉会中審議を加計問題でなどでやっています。拉致問題は通常国会では取り上げられていますが、閉会中でも何か問題があれば議員が集まって討議できるのであればですが、北朝鮮がミサイルを飛ばし続けている状況に対し、日本は何も手を打てないんですよね。
 国内にもしミサイルが飛んできたらどうしようかと、避難訓練をやっている始末ですよね。日本のEEZ(排他的経済水域)の範囲内にミサイルが飛んでくるということは、漁民がいたり、飛行機が飛んだりしているわけですから、もし漁船に落下するような被害を受けたらどうするのか。政府は何の対策も打てないのか。そういう状態です。
 北に対しては、「ミサイルの開発をやめろ」と言葉で言っているだけで、何の実力行使もしていない。北朝鮮への制裁はあらゆる手段で対処して拉致問題に取り組むことになっているわけですが、ミサイルを連発され続けている。
 拉致問題だけでなく、日本国民の安全を現実に脅かしているわけですから、朝鮮総連関係の学園の公金支出は即止めて、資金が北朝鮮に流れ込まない対策をすぐにうつことこそ、北に対しての実力行使なんです。日本ができることとです。
 武力も使わず、日本国民がお金を使って北朝鮮を援助しているような状態にならないように、即実行してほしい。私は今の情勢をみながらそう思っています。ありがとうございました(拍手)。
西岡 9月17日の国民大集会には櫻井よしこさんに総合司会をしていただき、安倍総理にも出席を要請しています。また、9月前半に訪米を予定しています。アメリカの世論が両極化、先鋭化している中で、トランプ政権に対し、拉致を含む人権問題の重要性を考えるべきこと、日本に協力を求めるなら被害者救出に関心を示さないと日本は協力できないということなどを訴えたいと思っています。
 また、9月17日といえば1年のほぼ3分の2が過ぎようとする頃です。運動方針は変えませんが、最高責任者を含めて各党代表が、全員救出のために9月までに何をしてくれて、今の見通しはどうなのか。我々はまだ可能性があると思っていますが、そのためには全関係者が全力を尽くすことが前提です。「求めよ、さらば与えられん」であって、求めなければ道は開けません。できる限りのことをみんなでしていくしかない。
 家族会の人が次々とここに来れなくなりつつあります。それはあきらめたからではなくて、運動の最先端に立って体を張って闘ってきたからこういう結果になっているわけです。我々もできる限りのことをやって、天命を待ちたいと思います。
 日本人が怒っていることを欠かしてはいけませんので、様々なところに足を運んでいただき、ご協力を是非お願いいたします。絶対負けない。向こうにいる人たちが今どんな気持ちで日本側の空を見ているのかと思うと、我々はあきらめるわけにはいかない。宜しくお願いいたします。一緒に頑張りましょう(拍手)。

以上


  
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