救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

緊迫する米朝関係と拉致問題?東京連続集会97全報告



◆「アメリカ本土まで届く核・ミサイル」に近づいた

西岡(救う会会長、麗澤大学客員教授)
 アメリカの国益は、「アメリカまで届く核・ミサイルができる直前に」ということです。今そういう状況になってきた。しかし、94年型の危険性もある。ぎりぎりのところで米朝が秘密交渉をして、「アメリカ本土まで届く核・ミサイルだけはやめます」と金正恩が約束して、アメリカも圧力をかけるのをやめる。
 そうすると、日本に届く核・ミサイルは残り、拉致被害者も帰ってこないのに、アメリカが日本に圧力をかけて、北朝鮮と国交正常化しろと言ってくるかもしれない。
 2002年型で、「アメリカはトランプが何するか分からない。トランプに一番親しい安倍に説得してもらわないと自分の命が危ない」と金正恩が思ったら、40年前に、何人か自分の父がさらった人間を使って、いまほとんど使っていませんから、身代金を取ろうと考えるかもしれない。
 残念ながら今のところ、2002年型になるという証拠はありません。北の内部の情報からしても、まずアメリカとやる。中国や韓国も相手にしない。日本はアメリカの次だ、と。日本から金はとりたいと思っているということです。ですから拉致被害者を厳しく、大切に管理しているようです。
 しかし分かりません。もしかしたら、田中均さんのように拉致対策本部の誰かが、あるいは外務省の誰かが秘密に、瀋陽とかマレーシアで、誰にも分からない形で被害者を返す交渉をしているのかもしれません。
 北朝鮮から聞こえてくる話は、日本ではなく、アメリカとまずやりたいという話です。しかし、本当にアメリカがチャイナ・バンクまで圧力をかけるまで本気を見せる、そして北朝鮮の資金が本当に枯渇する。そして軍事的圧力をかけるとなった時に、金正恩がどう判断するか。
 列車はまだ近づいています。しかし、この圧力を使わなければ被害者を取り戻すことはできない。この圧力の時に、物事を動かさなければ、取り戻すことはできないだろう。


  
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