救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

家族会・救う会の新運動方針ー東京連続集会94全報告



◆今回は3回目のチャンス

西岡力(救う会会長)
 核について過去の3つの例をあげます。第一次核危機は93年、94年に起きました。アメリカが人工衛星で北朝鮮の原子炉を見つけて、発電所と言っているが、発電機もついておらず電線もない。プルトニウムを作っている。その衛星の映像を内閣調査室の人に見せて、「大変なことが起きている」ということになって、94年には戦争の直前までいきました。
 日本はその時、アメリカから強い圧力を受けて、朝鮮総連が年間1800億円から2000億円もの巨額な金を北朝鮮に送っていることを、内閣調査室が調べて、それを止めるというミッションをやっていました。
 金正日は核開発を優先していたんですが、朝鮮総連の金が止まるということは、当時の北朝鮮にとって死活的なことだったので、金日成が出てきました。カーター(元米大統領)と会って、核凍結の交渉が始まりました。もちろんアメリカが軍事的な圧力をかけたということもその背景にあります。
 その時私たちは大変悔しい思いをしました。93年、94年というのは、梶山答弁の後です。拉致があるということを国会で政府が認めていたんです。私は1991年に、「諸君!」という雑誌に、日本人が拉致されているという論文を書いていました。
 しかし日本は、拉致があるのに、そして北朝鮮が核開発をしているという情報をアメリカからもらっているのに、日朝国交正常化交渉を始めたんです。金丸という人たちが主導して、外務省と一緒になってやったんです。その時、拉致問題を議題にあげなかった。
 核問題でアメリカが強い圧力をかけた。日本にも圧力が来て、朝鮮総連のお金を止めることになった。そしたら北朝鮮が動いて、「核を凍結する」と言った。そして日本は圧力を下げてしまった。なぜその時、アメリカに対して、「北朝鮮は核を凍結すると言った。しかし拉致問題については何も言っていない。日本は朝鮮総連からの金を止める圧力はやる」と言わなかったのか。村山政権の時でした。アメリカがかけた強い圧力を使えなかったのです。
 私は大変悔しい思いがしました。なぜか、と思いました。それで経済制裁は効くと思ったのです。まだ家族会、救う会ができる前です。
 二度目が2002年です。2001年に、先ほど申し上げたように同時多発テロがあり、2002年の秋、アフガニスタンに入るためにパキスタンに入った米軍がカーン博士等を調べた結果、核開発の技術が北朝鮮に流出していることをつかんで、「悪の枢軸」演説をしたりして、北朝鮮に強い圧力をかけた。
 あの時は、外務省の田中均局長が、アメリカに相談なしに日朝秘密交渉をしていました。ぎりぎりまでアメリカに伝えなかった。アメリカは北朝鮮が核開発をしているという情報を、小泉訪朝の前に何回か日本に伝えていました。
 アーミテージさん(米国務副長官)が東京に来て伝えたり、小泉総理が9.17で平壌に行く前に、9月に同時多発テロ1周年でニューヨークに行ってブッシュと会った時にも、ブッシュが伝えています。それなのに平壌宣言では、「北朝鮮は核・ミサイル開発を凍結しているという約束を守っている」と書きました。同盟国から来た秘密の情報を信用しないで、金正日の口約束を信じて、サインしてしまったのが平壌宣言です。
 だからアメリカは、平壌宣言の一月後、10月にケリー国務次官補を平壌に送って、証拠を見せて、「あなたたちは濃縮ウランをやっているだろう。アルミニウムを買った領収証があるんだぞ」と突きつけたら、「やってます」と認めたことがありました。
 あの時、我々家族会・救う会はアメリカで大変高い評価でした。アメリカに行くと大統領に会えたり、国会議長に会えたりしました。それはアメリカが核を止めさせようと思って軍事的圧力をかけているのに、田中均氏は裏切って、テロリストにお金を送ろうとしているからです。「それを日本で止めたのは、家族会と安倍晋三だ」というふうにアメリカから見えていたから我々が優遇されたんです。
 田中さんは核を無視し、拉致を無視して国交正常化に走ろうとした。しかし、アメリカから、後ろから弾を撃たれて失敗したと私は見ています。
 そして今回トランプ政権になりましたが、北朝鮮が1年前に20発のミサイル発射と2回の核実験をした。今年になってまたミサイル発射をした。彼らの目標はアメリカまで届く大陸間弾道弾で、もう少しでできるところまできた。トランプさんは、「絶対そんなことは起こさせない」と言って、政権発足直後に、国防長官が韓国と日本を訪れました。


  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3