救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「激動する南北情勢の中で拉致問題を考える」全報告



◆北朝鮮で待っている人がいる、絶対助けなければ

西岡力(救う会会長)
 ありがとうございました。色々なことを考えました。今日は激動する南北情勢、国際情勢の中で拉致問題を考えました。冒頭にも言いましたが、向こうで待っている人たちがいる。
 私は講演する時、いつもこの話をします。曽我ひとみさんから聞いた話です。曽我さんはいつも夜になったら、月や星をみていた。佐渡にいる両親や近所の人はこの月や星を見ているだろうか、と。曽我さんはお母さんが佐渡にいると思っていましたから、昼間は子育てなどで忙しいけれど、いつも夜月や星を見て、「いつになったら日本から助けが来るんだろうか」とずっと思っていました。
 今晩も暗くなると月や星が出て、横田めぐみさんや、有本恵子さんや、るみ子さんや、薫さんや京子さんたちが月や星を見て、「私は死んだと言われているらしい。私は拉致していないと言われているらしい」と思って、「それを親、兄弟たちは信じているんだろうか」、「私は辛いまま一生を終るんだろうか」と思っていると思います。
 名前がまだ分かっていない被害者の人たちは、「私が拉致されたことさえ認定されないまま一生が終わるんだ」と、今も月や星を見ながら待っているんです。
 家族がいない人たちも助けなければならない。政府は、「認定の有無に関わらず全員」と言っています。全被害者を助けるために今日も集まりました。残念ですが、まだ具体的な道筋が見えていませんが、しかし色々なヒントがあったと思います。
 そういうことを踏まえながら、とにかく向こうにいる人たちは助けを待っているんだということを忘れないで、スネドンさんも待っていると思いますので、絶対に助ける覚悟で頑張りたいと思います。ありがとうございました。

以上

  
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