救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「激動する南北情勢の中で拉致問題を考える」全報告



◆日本は津波を防ぐ韓国の防波堤、韓国は北朝鮮の南下を防ぐ日本の防波堤

金泌材(ジャーナリスト、趙甲済ドットコム記者)
 みなさんこんにちは。日本に来て、日本のテレビを見て驚きました。今の韓国の政治情勢について、韓国の政治状況を大変大げさに、歪曲して報道しています。例えば週末ごとの政治デモに100万人が集まった等と言っていますが、それは事実ではありません。
 横にいらっしゃる西岡教授も韓国に来て、ろうそくデモを一緒に取材しました。その時ビラを1枚拾ったのですが、そのビラにはこのデモの主題歌の歌詞が書いてありました。これを作詞・作曲したユン・ミンソクというシンガー・ソング・ライターがいます。
 このユン・ミンソクという人は、私が8年間取材してきた歌手です。2008年のろうそくデモの時も彼の歌が使われました。実はユン・ミンソクという人物は、90年代、韓国で最大の北朝鮮スパイ事件の一つで摘発された人です。
 彼が刑務所にいた時に作詞・作曲したのは「金日成元帥は人類の太陽」です。ユン・ミンソクという人は、韓国で左派が大きな動きをする時にいつも出てくる人物です。
 今回の韓国のデモを事実上主導している団体があります。これは民労総(民主労働組合総連合会)です。週末ごとにこの民労総がデモをやっているんですが、日本の労働組合と連携してやっていることが分かっています。
 民労総がこの間ずっと主張してきたことは、在韓米軍撤退、連邦制統一、そして国家保安法の撤廃です。韓国の公安の専門家たちは、この3つが実現すれば、韓国の国体が変わってしまうと結論づけています。
 私はずっと韓国の左派勢力を取材してきましたが、彼らが狙っているのは政権交代、そして国体を変えることです。今回のろうそくデモでは、民労総は「在韓米軍撤退、連邦制統一、国家保安法の撤廃」を言わないんです。言わないのは戦術に過ぎないからです。
 どのような集会でも、その集会を見る時、主導勢力を見なければなりません。民労総は過去に反日集会があった時、反米集会があった時はいつも登場していた団体で、例えば2015年夏、日本大使館の前で、集団的自衛権の行使に反対して日の丸を破った団体です。
 この間取材してきて今思っている結論は、この民労総は、新北的であり、半日的であり、反大韓民国です。今の集会での要求は、大統領の下野です。しかし大統領が要求を入れて、今退任してしまえば、今まで疑惑とされまだ事実として確定されていないものが事実になってしまいます。弾劾決議がされるところまで来ましたが、本来なら弾劾決議がされる前に、事実関係が明らかにされなければならないのですが、その順序が逆になっています。
 ですから我々韓国の自由民主主義勢力は、崔順実(チェ・スンシル)ゲートについては、それらの事実が証拠に基づいてきちんと明らかにされなければならない。それまでは疑惑に過ぎないのに、断定的にすべきではないという立場です。
 最後に、韓国がこのような危機を迎えていることをここで議論することは、日本にとっても関係があるからです。もしも韓国の憲法秩序が崩れて左派政権になってしまったら、38度線が対馬の上、朝鮮海峡まで動いてくるということがあり得るのです。
 そうなった場合に、今北朝鮮が日本まで届くミサイル、ノドンは100機ですが、もっと弾道距離の短いミサイルなら2000機持っています。北朝鮮勢力が釜山まで降りてきたら、日本は2000機のミサイルを防がなければならず、より強い危機を迎えることになります。
 韓国の自由民主主義は、共産主義が南下してくることを防ぐ役割を果たしています。韓国にとって日本は、津波など自然災害を防いでくれる防波堤になっています。以上です。ありがとうございました(拍手)。
西岡 韓国の状況は、平和的なデモで民主化が進んでいる、と見えますが、大統領が辞めれば民主主義が実現するのではなくて、デモを主導している勢力を見なければならない。彼らは意図的に3つの主張を隠している。韓国の自由民主主義が危機を迎えている、という問題提起です。
 そういう状況の中で拉致被害者をどう取り戻すのか。これからは古森さんと島田さんにも登壇してもらって討論を進めたいと思います。
島田 それではまず、タイトルにありますように、激動する南北状況の中で拉致問題を考えるということですが、もちろんアメリカがどう動くかなども関係してきます。もちろん日本が主体的に拉致問題を動かさなければならないわけです。来年1月20日からトランプ政権が発足します。そういう中で長年ワシントンで取材をしてこられた古森さんから、アメリカの状況を教えてほしいと思います。


  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3