救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会 全報告



西岡 力(総合司会、救う会会長)
 みなさん、こんにちは。
 今日は9月17日です。14年前のこの日、今日曽我ひとみさんがここに来ておられますが、小泉訪朝があり、そしてその後5人の被害者がタラップを降りてこられました。14年経ちました。
 「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」を始めたいと思います。宜しくお願いいたします(拍手)。
 司会は救う会会長の西岡がやらせていただきます。それでは主催者を代表して、飯塚繁雄・家族会代表よりご挨拶をいただきます。

◆拉致を核・ミサイルと切り離して、第一優先でやってもらいたい

飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表)
 この国民大集会は、今年4月に行い、今日はもう2回目になります。2回もやらなければならない理由が、この裏にたくさん隠されておりますが、今日は皆様方が、何とかこの拉致問題を早く解結しようというお気持ちで集まっていただきました。本当にありがとうございます。
 この問題については、我々家族は当然ですが、あまりにも長くかかっているこの実態を相当憂いています。しかも、北朝鮮で今生きて待っている人たちは、精神的にも肉体的にも我慢の限界を越しているのではないかという思いです。
 そういうことで、我々がいつも言っている「一刻でも早く」、「一日でも早く」というこの願いを、未だに続けています。その状況の中で、皆さんご存知の北朝鮮による度重なる蛮行がありました。
 これは核・ミサイル・拉致という3本立ての懸案を解決するという思いがこもっているわけですが、核・ミサイルについては相当難しい問題だと私たちは理解しています。
 従って時間もかかる。国際世論がぴしっとまとまり、これに対して北が要求をきちんと実行する。そこまで待つのかという気持ちが実はあります。今かけている圧力、制裁は当然ながら必要です。
 この制裁をてこにして、拉致問題を先行してできないか。私たちが考えるに、この3つの問題は、拉致と核・ミサイル問題を切り離して、先行して日本の政府として第一優先で是非やってもらいたいという思いです(拍手)。
 この拉致問題は日本が一番重要な課題として位置付け、それに対応する責任が当然あるわけです。そういう意味でも、また先ほど申し上げましたように、北で待っているあの人たちの思い、あの人たちの戦いに早く応えられるような形で結果を出していただきたいと考えております。
 今年もあと数か月ですが、また来年もということにならないように、是非今年中に解決のめどがつきそうだというところまででもいいので、そういう結果を出していただきたいと心から願う気持ちです。
 皆様方におかれましても、この問題については相当なご理解とご支援をいただいています。そして、「早くせよ」という意気込みも強く感じられます。私たちはそれに支えられて、それを糧に頑張るつもりです。
 家族もかなり歳をとってまいってきています。そういうことからしても、何としてもここで、国として、総理大臣から「この問題は必ず解決するぞ。被害者を帰国させるぞ」という強い意思表示をいただき、それにベクトルを合わせて我々国民も、それぞれの官庁、自治体、議会、すべてがそれに向かって突き進んでいくような形を作っていただきたいと考えています。
 今後とも、健康である限り頑張っていきますので、ご支援を宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。


  
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