救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「日朝拉致協議をどう打開するか」報告



■北朝鮮の独裁と核・ミサイル開発を支える総連

西岡 力(救う会会長、東京基督教大学教授) 高先生の提言書を見ました。皆様にお配りしたものには住所と電話番号が書いてないんですが、元は住所と電話番号が書いてありました。世の中は少し変わったなあと思いました。
 1991年に、私が最初に拉致問題について論文を書いた時、周りから言われたのは、「身の危険はないですか」でした。実際に、匿名の「殺してやる」という脅迫状を貰ったりしました。
 しかし、朝鮮総連に、商工会会員として加盟していて、過去には専従の活動家だった人が、名前や電話番号を書いて提言書を出した。これは私が朝鮮問題を勉強した中で初めて経験したことです。
 大変勇気のある方だなと思い、また提言書に「拉致被害者を全員返せ」ということも入っていましたので、「是非出てください」とお願いしたわけです。
 私は、拉致問題を解決するためにも、そしてそれを超えて、朝鮮総連という存在ものものが日本に大変害毒を行っているので、朝鮮総連を解散させる新法を作れということを言っているものでありますが、もしも朝鮮総連が高先生の提言を受け入れて、朝鮮労働党の党員を全部幹部から外して、施設から肖像画を全部外して、同胞のための組織に生まれ変わって、本国に対し拉致被害者を全員返せということを認めるのであれば、解散する必要はないと思います。
 朝鮮総連の罪悪を止めさせるという点で同じだなと思っています。
 それでは今日準備したレジュメに沿ってお話します。

  
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