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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

ストックホルム合意から1年半‐被害者救出のために今必要なこと 東京連続集会88 全報告



◆日本政府はちょろいと思ったら大変なことになるぞと知らせる


西岡 「ちょろい」というお話がありましたが、一方で向こうが一生懸命やっていたのが、日本政府が一体どれくらい情報を持っているかです。ちょろいかどうかというのは、生存情報をどれくらい持っているかと比例するわけで、私が聞いているのでは、去年の10月に日本政府代表団が行った時の招待所などでの会話、日本の記者たちの会話を全部分析したそうです。
 その結果、ほとんど情報を持っていないという結論になったということを聞いたので、田口八重子さんは病気ですよということを、飯塚さんと相談の上ですが、そんなに簡単ではありませんよ、今現在のことも分かっているんですよということで、一つだけオープンにしました。
 そこも緊張関係ですから。だから「ちょろい」なんて思ったら大変なことになるぞ、と。あなたたちの方に裏切り者がいっぱいいて、情報を売っているんだぞ、と。金正恩氏も、「逃げる、逃げる、保衛部まで逃げる」と半年くらい前に言ったそうです。最近自分の側近がどんどん逃げている。
 朴槿惠大統領は、今年7月に、「大物が逃げてきているから来年統一するかもしれない。準備しなければいけない」と会議で言っているんですが、そういう中で色々な情報が外に漏れてきているのも確かです。
 これは今インターネットでも中継されていますので、「ちょろいと思ったら大変なことになるよ」ということをまず言っておきたいと思います。

  
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