救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮はどう動くか-東京連続集会87 全報告



◆「調査は終わっている」との謀略情報を流したが


西岡力(救う会会長、東京基督教大学教授) 一方、北朝鮮側も8月上旬ぐらいから態度を変えてきました。私が入手している情報では、「9月末に一度拉致問題についての報告あるいは通報をする。それは全員死亡で2002年の通告と何も変わらない通告をしろ」という金正恩の指令が出たという北の内部の情報です。
 本当かなと思って見ていたんですが、8月上旬から、その方向での謀略情報のリークが続きました。まず浅野さんという親北朝鮮の大学教授が北朝鮮を訪問して、宋日昊大使に会って、宋日昊という名前は出さないんですが、帰って来てから、「北朝鮮の高官がもう拉致問題の調査は終わっている。2002年の報告とほとんど変わりはない。ところが日本政府が政治的負担のためそれを受け取らないんだ」と言っているという話をし始めました。
 その中で、「北朝鮮をうるさく批判している。しかし、実際拉致問題の解決なんか考えていない悪い奴が、平沼、西岡、古屋、山谷だ」と言ったと浅野さんは聞いてきたそうです。私の名前がそこに入っていますので、宋日昊に覚えられていたのかと思いましたが、そういう謀略情報が出てきた。
 その後、宋日昊大使本人が共同通信のインタビューに応じて、「拉致問題についての調査もほぼ終わっている。残っているのは、その情報をどう公開するのか、その手続きについて日本政府と話し合いをしなければならない。それが終わってない」という言い方をしました。
 そして9月初め、北朝鮮の建国記念日が9月9日で、その直前に朝鮮総連が毎年パーティを開くのですが、そこで許宗萬議長が挨拶した中で、「調査は終わっている。日本政府が受け取りを拒否している」と言いました。同じような内容を、共同通信、朝日新聞が書きました。
 そして未だに官邸の参与という肩書を持っている飯島さんが、フジテレビのBS番組に出て、自分の推測だがという言い方をしていますが、「調査は終わっていて、日本側が政治的な理由でが受け取りを拒否している。生存率が悪いかもしれない。50%かもしれない」と言いました。
 日本政府は今、死亡の証拠がないから「全員生存を前提に助ける」と言っているのに、官邸で参与という肩書が付いている人がテレビで、日本政府が予算をかけて広報している内容と違う内容を言うというのは大問題だと思っています。
 そしたら先週の「週刊文春」でも、同じことを飯島さんが書きました。これはどういうことなのかと強く思っていますが、とにかくそういう情報を様々なルートで流しています。
 そして平壌では、「日本代表団が9月末に来る。その受入れの準備をしている」と。9月21日というのは、まさに9月下旬のタイミングで、北朝鮮が家族会や日本政府代表の発言の後に公式に発言する舞台でした。
 そこで、「もう調査は終わっているのに日本政府が受け取らない。けしからん」と言うかもしれない。その場合に、日本側はどう反応するんだろうかと思って緊張していました。

  
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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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