救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会報告



◆拉致は許さない。すべての被害者を帰国させよ

山谷えり子(拉致問題担当大臣)
 激しい怒り、そして救出への強い思いを込めてお集まりいただきありがとうございます。すべての被害者の救出、帰国、一日も早く全力で、あらゆる手段を講じて結果を出していきたいと思います。
 長きに渡って閉ざされていた日朝協議の思い扉が開きました。そして特別調査委員会が立ちあがって1年以上。未だに帰国に向けての誠実な報告が北朝鮮からなされていない。誠に遺憾であります。
 拉致は北朝鮮の国家犯罪です。わが国への主権侵害です。そして家族の時間を引き裂く。それぞれの希望ある人生、その未来をふさぐ残酷な人権問題、人道問題です。何としても、国家として解決しなければならない問題です。
 国際社会、国連の場では、かつてないほどこの北朝鮮の人権問題、拉致問題を解決せよとの声が高まってきています。国連の人権理事会に、様々な調査をする委員会が立ちあがり、400ページ近い北朝鮮の人権問題と拉致問題のひどい状況が報告されました。
 多くの関係者がそれを読んで、これは何としても解決しなければということで、昨年の12月には責任者を国際刑事裁判所に付託を含む、かつてない強い文言の決議が、賛成国116、反対国20で採決されました。そして6月には、それを具体化していくための現地事務所がソウルに開設されました。
 今年の5月には、日本政府主催でニューヨークで、国連を背景にこの拉致問題の残酷さ、そして解決を求めるパネルディスカッションを開きました。家族会の代表として、横田拓也さんが出席され、「横田家から笑いが消えた」こと、そして多くの国から人々が奪われた状況を訴えられました。
 救う会の西岡会長や特定失踪者問題調査会の荒木代表にも出席していただきました。今月下旬にもまた、国連人権理事会でのパネルディスカッション関連行事があります。家族会から横田拓也さん、飯塚耕一郎さんが出席され、強く、強く訴えてくれると考えています。
 全国各地で集会が開かれています。ご家族の皆様が高齢化され、体力の問題があります。またスケジュールがたくさんあって、ご家族の皆様の心の叫びのビデオメッセージを作りました。政府のインターネットテレビや拉致問題対策本部のホームページからも見ることができます。
 どのような家庭で暖かく育ったか、どのような故郷で育ったか。それが断ち切られている現状の残酷さ。是非皆様に見ていただきたいと思います。英語版も作って世界に訴えます。ホームページにアクセスしていただいて、この問題を皆様に大きく、広く伝えていただきたいと思います。
「許せない」というこの声が、世論が、そしてすべての国民が心を一つにしての激しい怒りの声が北朝鮮の拉致問題解決の大きな一歩となります。そういう意味で、今日の集会は大切な集会です。
「拉致は許さない。すべての被害者を帰国させよ」。そして安倍内閣の最重要、最優先課題であり、安倍内閣でしか解決できないと私は思っています。この拉致問題の解決、全力で取り組みます。どうぞ宜しくお願いいたします(拍手)。
櫻井よしこ
 山谷大臣から固い決意をお伺いしました。では次に各党の代表からご挨拶をいただきたいと思います。まず、自民党拉致問題対策本部長で前拉致問題担当大臣の古屋圭司さん、宜しくお願いいたします(拍手)。


  
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