救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

これだけできる北朝鮮への追加制裁‐東京連続集会86 全記録



◆国際連携強化が非常に重要

塚田一郎(自民党参議院議員)
 9番目、10番目は国際連携に関わる内容です。
 9番目、「国連人権理事会や国連総会における北朝鮮人権状況決議の採択に引き続きイニシアティブを取り、安全保障理事会による国際刑事裁判所への付託並びに北朝鮮の人権問題を根拠とした制裁決議の採択を目指すこと。併せて、北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)の勧告に基づいて韓国ソウル市に設置されたフォローアップ拠点との連携、活動を強化し、国際社会における北朝鮮の人権問題の早期改善への圧力が更に高まるよう努めること」
 私はこの部分が大変重要だと意識して、長めに書いています。ご承知の通りわが国では、対北朝鮮では世界で最も厳しい制裁措置を既に実施している国ですが、他の国はそうでもありません。国連加盟国による制裁は義務ですが、武器や奢侈品の輸出入以外は未だに行われているケースが多々あります。従って国際連携強化が非常に重要だと常々思っており、アメリカに何度も言っているのもその一つです。
 国連の人権理事会をはじめとする北朝鮮人権問題に対する度重なる非難決議は非常に北朝鮮が嫌がっているという話しは常々西岡会長がおっしゃっていると思いますが、そういう状況の中で、5月のシンポジウムにも様々な妨害行為等がありました。
 そういうことを考えると、国連のアリーナにおける北朝鮮に対する人権問題改善への圧力が重要だということで9番に書きましたのは、従来の北朝鮮人権状況決議、国連人権理事会や国連総会におけるイニシアチブは当然のことながら、安全保障理事会における国際刑事裁判所への付託、さらには北朝鮮の人権問題を根拠とした制裁の決議を目指すことは、これはやはり日本が率先してイニシアチブをとっていかなければならないと考えています。
 この点についても既に色々とお話があったと思いますが、過去にもアパルトヘイトの問題で南アフリカへの人権を理由にした制裁発動が行われています。従って今回もこれをめざしてもらいたいという内容です。
 また、現在動いている国連調査委員会(COI)のソウルのフォローアップ拠点との連携強化。これも当然ですが、最近フォローアップ拠点が設置され、日本人も一人その中に入るという情報を我々は得ています。


  
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