救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「日朝拉致協議の遅延をどう打開するか」全報告



◆アメリカは北朝鮮の宣伝戦に利用されない

 張真晟さんが言われたことですが、日本政府は結局、北朝鮮の宣伝戦に利用された、と。人権問題にまじめに取り組んでいるんだという姿勢を示して、国連で進んでいる金正恩非難決議、訴追決議を阻止したい、と。
 西岡さんも言われましたが、日本代表団が平壌に行くと、特別調査委員会という英語で書かれた看板を用意して待っていた。アメリカの場合は、クラッパーという情報長官が水面下で派遣して、3人の米国人の解放に成功しました。
 はっきり名前が分かっている人質の解放と拉致被害者の解放は意味が違うんですが、しかしアメリカは宣伝戦に利用されないという姿勢を維持したわけで、そこの一線は守った。
 日本の場合は、代表団を送って、ただで利用されたんです。北朝鮮としては、ただで利用される国に対して何も出す必要はないということになる。そういうことで、代表団の派遣は、宣伝戦から見て失敗です。
 その前に、日本のナイーブな大学教授等を次々に北朝鮮呼んだ。彼らは帰ってきて、「政府代表団をすぐ送らないと日朝協議が切れてしまう」とさかんに言いました。それを言えとおそらく北朝鮮に言われたんでしょう。
 北朝鮮は本当に何か進めたい時には、田中均さんがやった外交もそうですが、向こうの方から秘密にしろと言ってくる筈で、「新聞記者も連れてこい」とか、「産経新聞も連れてきていいよ」というような時は宣伝戦に利用するつもりだなと見極めなければいけないと思います。
 拉致が最優先だということを伝えるために派遣したんだ、と後で高官が言っておられますが、それが名目ならば、安倍首相がカメラの前で、「拉致が最優先だ。他の分野が進んでも拉致が進まなければ一切出さない」と言うのが、一番彼らに伝わる方法だと思います。そういう意味で、外務省主導になっていますが、問題がある外交が行われたと思います。
 約1か月くらい前、NHKの朝の「日曜討論」で日朝協議の問題を取り上げて、専門家を出してくるんですが、美根慶樹という元外務官僚、インパクトの何もない人ですが、以下およそ北朝鮮問題で専門知識を多少とも持っている人間、誰も専門家とは認めないような融和派の人物を4人並べた。
 北朝鮮はNHKのそういう番組をチェックしている筈ですから、日本は甘いなという印象を北に伝える役割をNHKがしている。荒木さんとか惠谷さん、西岡さんは絶対に呼ばれない(笑)。西岡さんは「産経新聞」の正論大賞をとりましたから、ますますNHKは敬遠するだろうと思います。
 4人呼ぶんだったら一人くらい今日のメンバーを入れておけば言い訳できるわけですが、全員融和派では言われてもしかたがないと思います。

  
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