救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「日朝拉致協議の遅延をどう打開するか」全報告



◆特別調査委員会の朴ヨンシクは、金正恩に随行した朴ヨンシクとは別人

 もう一点、今日のニュースですが、「ワシントン・タイムズ」という新聞が、「1977年の6月に、金正日が『日本の20代の女性を拉致せよ』という文書を入手した」というのがありました。
 後で島田さんが詳しく話されますが、それには「金正日が命じた」と書いているそうです。これは刑事訴訟法的になんの問題もない事実だったということになると思います。
 官房長官のことばで「夏の終わりから秋の初めにかけて」という時に向こうが出さなかった。ご家族の皆さんもそうでしょうが、私は個人的にも非常に愕然としました。やはりだまされたのかと。
 今になって、国家安全保衛部がどのくらいのものか、あんなものは力がないんだとなっていますが、正直に言うと、私は7月のメンバー構成を見て、これであれば何らかの動きがあるのではないかと思いました。
 特別調査委員会の委員長は徐大河(ソ・デハ)ですが、副委員長が二人います。その内の一人がパク・ヨンシクという男ですが、この名前が発表された時に、結果的には偶然だったんですが、同じ名前の人間が金正日の随行員に初登場しました。しかも中将。
 それで秘かにこの男が副委員長ではないか、そうであれば委員長は上将か大将、三つ星か四つ星と思いました。委員長よりも副委員長に実権があるというのは、あの世界では当たり前のことですから、中将で金正恩に随行していれば、金正恩とことばが交わせる人です。そういう立場の男であれば、これは拉致が動くなと思ったのです。
 しかし、空振りで、皆さんがご覧になった映像で一番奥にいた男は大佐でした。それはあの映像で判明しました。いずれにしろ9月初めに何の回答もなく、今年も終わろうとしています。
 一つだけ最後に言えば、北の問題というのは、金正日が死んだのも、張成沢が粛清されたのも、この日付以降です。今日以降。従って、年内に動きがあるとも考えられます。
 荒木さんの、「制裁を倍返しで」という意見も理解できるんですが、そこで忘れてはならないのは、そうなると次に起こることは、ミサイル発射のカウント・ダウン、それに続く核実験。
 ご存知だと思いますが、これまでに核実験を3回やっています。ミサイル発射は2006年、09年、12年と3年おきで、それから数か月前後で核実験をやっています。来年は15年です。
 つまり日朝交渉が動いている間は、彼らは実験しません。しかし、決裂したとなれば、ミサイル実験、核実験が行われます。
 個人的にはミサイルを撃って、消費して、核実験を行ってプルトニウムを消費するというのは世界のためだと思うんですが、ポイントは何かというと、その騒ぎがおさまるまで数年かかることです。そして拉致交渉が数年止まる。
 官房長官は、「北朝鮮は、調査は全体で1年程度と述べた」と報告していますので、その間になんらかのいいアイデアが出て、交渉が進展することを期待するしかないというのが現状です。以上です(拍手)。
櫻井 どうもありがとうございました。荒木さんは、いい意味での直情径行で、すぐ交渉をやめて体制をぶっつぶせとおしゃったわけですが、そのようなことが起きた場合は、現実に核・ミサイルの危険が生じるという指摘がありました。しかし、このような中でどうやって遅れている交渉を打ち破っていくのか。そこに私たちはたどり着きたいわけです。島田さん、最新情報も含め、お願いいたします(拍手)。

  
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