救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「北朝鮮は世界の拉致被害者をすぐに返せ!」全記録



◆国際社会が極めて深い関心を払っていることが大きな励まし


パンジョイ<通訳=海老原智治>

 日本の皆様、私がこのような場に来るようになってから早8年になります。8年もの間、私たちの家族を忘れることなく、皆様がこのような場に招待してくださっていることに改めて感謝申し上げたいと思います。
 アノチャー・パンジョイは1978年に拉致されました。それから全く消息を聞くことがないまま、私たち家族は2006年まで待たざるをえませんでした。
 2006年に突然私たちはアノチャー・パンジョイの消息に触れることになりました。1978年に叔母が拉致されたことが分かり、私たち家族は本当に悲しみにうちひしがれて、悲しい時を過ごさざるを得ませんでした。
 アノチャーの父、私の祖父ですが、91歳で亡くなりましたが、ずっと帰りを待ち続けていました。2006年にアノチャーの消息がもたらされましたが、アノチャーの父は、そのわずか3か月前にこの世を去ることになりました。
 昨年9月のことですが、国連の調査委員会がタイに来て、私は調査委員会に招かれて、国連ビルの中で極めて詳細な面接を受ける機会を得ました。国連調査委の面接を受けて、私たちは国際社会が私たちの件で極めて深い関心を払っていることに大きな励ましを受けました。このような報告が出たことを聞き、これだけの肉付けを国連からいただいたことが、叔母の北朝鮮からの帰国、他の国の拉致被害者の皆様全員の帰国に大きな足掛かりになったのではと考えています。
 今日はこのセミナーの前に、国際拉致解決連合と支援団体の会合を行いました。そこで我々は結束を新たにしてこの問題に当たることになったことも我々家族の期待を高めることになりました。
 今日この場で、国際拉致解決連合としての強いメッセージを北朝鮮に送ることにより、北朝鮮に拉致被害者が存在していること、拉致を行ったことを認めさせる強いきっかけになればと願っています。
 私はこのような場に来させていただいて8年になると申しましたが、この8年の間、待たされている家族も、また北朝鮮で待っている被害者も歳を重ねています。
 叔母のアノチャー・パンジョイに一番近しい親族でタイにいるのは、アノチャーの実の兄で、私の父であるスカム・パンジョイです。父は今動けない状態にあります。そんな中で、一日も早く妹に会いたいと毎日のように言っています。
 そのような中で私たち家族が頼れるところがどこなのかといいますと、これはまさに日本と韓国であると言わざるをえません。ではタイはどうなのか。タイ政府は私たちのことなど、拉致被害者は私の叔母一名だということもあり、要するに国民たった一名のことなんだということです。
 私たち家族は、タイにおいて首相に申立書を送ったり、外相に面会を要請したり、外務省の関係の人に会って陳情したりということを続けてきたわけですが、その中で示された政府の対応、今もってきちんとした回答が政府から来たことはありません。
 外相は会うこともあれば会わないこともあって、要するに私たちの問題を大きな問題ととらえていないということです。タイがそのような状況である中で、私たち家族は、今回の国連報告書がこのような形で出てきたこと、そしてそれを受けた集会が東京でこのように開かれ、こんなに皆さんにお集まりいただいて、家族会の方々もこれだけ集まって、メッセージを発することができるようになり、これは拉致の解決と帰国に本当に大きな励ましです。
 今日このような機会にお招きいただきましたことに改めて心から御礼申し上げます(拍手)。

櫻井よしこ

 パンジョイさんありがとうございました。今のお話を聞くにつれ、本当に日本国民がこの問題の最前線に立って戦うことがどれほど大きな意味を持っているのかということを改めて分かりました。パンジョイさんありがとうございました(拍手)。
 次は、ルーマニアのドイナ・ブンベアさんが1978年にローマで拉致されています。この方は拉致されて、北朝鮮で脱走したアメリカ兵の妻となって、曽我さんたちと一緒に暮らしていました。
 ドイナさんは97年に亡くなられました。息子さんの一人にガブリエルと名前をつけていたそうです。このドイナ・ブンベアさんの弟さんが、本来今日ここにルーマニアからいらっしゃる予定だったんですが、何かご都合で飛行機に乗れなかったということでここに参加できていません。
 そこで島田さんにガブリエル・ブンベアさん、弟さんのメッセージを紹介していただきたいと思います。
 そのあとに、アメリカのデヴィド・スネドンさん、この方は北朝鮮によって拉致された可能性が強く、ご両親などが日本に来られましたし、中国にも足を運んで、デヴィド・スネドンさんが姿を消したルートを歩いて、レポートを書いたりしておられます。このスネドンさん一家からのメッセージも島田さんにお願いします。


  
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