救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「アメリカから見た拉致問題−東京連続集会74」全記録



◆日米でできる金融制裁は、世界にある北の外貨を使えなくすること


 もう一つ、金融制裁のことですが、デービッド・アッシャーさんの話が出ましたが、これが今のことにもつながると思います。アッシャーさんは今も議会の公聴会で話をしており、今でも金融制裁をすべきだと言っています。
 1993年、94年に第一次核危機が起きた時に、日本から多額のお金が北朝鮮に流れていた。それを止めろという強い圧力がアメリカから日本に来たわけです。
 その時、実は私も、「現代コリア研究所」で、アメリカに92年に行って、お金が流れているんだ、と。戦争しなくても、爆撃しなくても、お金を止めれば核開発ができなくなるという論議をやったんですが、それがアメリカのCIA等にも伝わりました。
 CIAの人に会ったんですが、英語で話したんですが、「ちょうせんそうれん」と言うんです。カラオケと同じように、外来語になっていました。韓国語では「チョチョンヨン」と言いますが、韓国語では言わないんです。
 その時日本の内閣調査室が調べたら、年間1800億円から2000億円のモノとカネが北朝鮮に流れている。それが核開発の原資になったんです。それがどこにあるのか。当時内閣調査室の幹部にオフレコの話を聞いたんですが、「香港に持っていって一度降ろして、船に乗っていってマカオの銀行に預ける。これはバンコ・デルタ・アジアです。そこからヨーロッパに持っていく。そしてスイスの銀行に預けてある」と。
 マカオの銀行というのは、そういう北朝鮮の秘密資金の出入り口の役割をしていた。そこを狙ったからよかったんです。つまりアメリカが狙っている核開発阻止、日本が考えている拉致問題解決の鍵は北朝鮮を追い込むことなんです。一番は軍資金を絶つことです。核開発はお金がないとできないんです。
 最近盧武鉉大統領が金正日と会った時の対話録が公開されましたが、「マカオの銀行に対する制裁に強く反対しています。私は言ってきました」と金正日に報告しています。それだけ向こうは必死でした。
 第1次安倍政権の時に、「厳格な法執行」という方針が決まって、朝鮮総連からの送金をほぼ止めました。その副産物が、朝鮮信用組合からの不正融資を暴露して、今朝鮮総連中央本部が差し押さえ寸前にまできています。RCCが2005年から(民事訴訟を)始めているんです。追い込みつつあるのは間違いないです。
 韓国からの支援も李明博政権になって止まりました。苦しいということは間違いないと思います。
 最近のアメリカの議論を見ていると、「核開発を止めさせるためにもう一度厳しい金融制裁をかければいい」というのはあまりないように思うんですが、一度あれだけ効いたわけです。
 イランやイラクのように石油を持っている国ではないわけですから、外貨を絶つというのはかなり有効だと経験的にも言えます。そのことと、今後アメリカとどう協力するかということと関係があると思います。アメリカと我々は何ができるか。徹底的に金正恩が持っている統治資金、世界にある外貨を使えなくすることではないかとずっと私は思っています。


  
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