救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「よど号犯による拉致事件を考える 東京連続集会73」全記録



◆「お宅の子どもさんだけではないですよ」と外務省


有本嘉代子(有本恵子さん母)
 主人はこのことばかり言っています。今回も言うだろうなと思っていました(笑)。私は運動する中で色んな人と接触していますから、よど号犯のことはよく聞いています。
 私が一番関心を持ったのは、『宿命』を書いた高沢皓司さんが家に来られた時に、色々と話してくださいましたが、(石岡さん、恵子さんからの)手紙が来た時(88年9月6日)に3枚の写真が入っていたんです。
 その中に、「訳あって別々に行動していた者たちが今北朝鮮の平壌で力を合わせて暮らしております」とありました。その中に写真があったんです。恵子と北海道の石岡亨さんのと、それから子どもの写真が入っていたんです。
 なぜ松木さんと石岡さんと恵子が行動をともにしているのに、松木さんはどうして(自分の)子どもの(時の)写真を持ち歩いていたのかなと思っていたんです。
 高沢さんが尋ねてこられたのは、ちょうど地震があった1995年のまだ寒い頃でした。話してくださったのは、赤ん坊は石岡さんと恵子との間にできた子どもですよ、と。それでやっと納得したんです。それで子どもの写真が入っていたんだなということが分かりました。
 だからあの子たちはどういう思いで手紙を出したんだろうなと思っていますけど、とにかく私は実物は見ておりませんが、非常に小さく、切手くらいに折ってあったそうです。だけどなぜ写真が入れられたのかなという疑問は今も持っています。
 私たちのところは動きやすかったものですから、即動いたんです。だけどどこも相手にしてくださいませんでした。最初に外務省に行くべきだという思いがありましたので、県庁に用事があって行きました。こういう問題、とにかくどこに行ったか分からない、手紙が来るまで5年間全然音信がなかったわけです。
 それで県庁の受付の方に、「娘が帰ってこないままかなり経つんですが、こういう問題はどこに相談に行ったらいいんですか」と聞きましたら、「一度外務省に電話をかけられたらいいですよ」と言って、親切に外務省の電話番号を調べてくださって、「ここに電話をかけられたら」と言われました。
 家に帰って早速電話をかけました。そうしたら外務省は、「お宅の子どもさんだけではないですよ」とおっしゃったんです。かなりの方が出たまま、パスポートが切れているのに帰ってきていないそうです。「娘さんは若いんだから好きな人でもできて今頃は楽しく暮らしているのではないですか」というような応対でした。

  
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