救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「よど号犯による拉致事件を考える 東京連続集会73」全記録



◆よど号犯が、自衛隊員によるクーデターの準備も


 それだけではなく、「暴力革命の準備」というのは何か。田宮は、「自衛隊員によるクーデターなどの攪乱工作の準備」と説明したと書いています。
 金正日がよど号犯グループを使って、日本人を地下党の党員にして、自衛隊に入れて、主体思想で洗脳された自衛隊員がクーデターを起こすという準備をしていたということです。
 その具体的な中味が明らかになれば、これは拉致だけではなく、もっと重大な犯罪を金正日が犯していた。それは彼らにとっては隠さなければいけない秘密になるわけです。
 この「自衛隊員によるクーデターなどの攪乱工作の準備」という部分を読んで、やはりそうだなと思いました。八尾恵さんが1988年に捕まった時、何をしていたのか。
 彼女は柴田というよど号犯グループの一番若いハイジャッカーと結婚して、自主革命党党員を増やすために色んな国を廻って拉致をしていたわけです。2000年に「現代コリア研究所」に来た時、確か「60何か国行きました」と言っていました。
 そして外国で日本人に声をかけると、海外旅行をしている時は日本人同士で日本語で話をするとほっとするんですね。その中で、自主革命党員にふさわしいと思う人を拉致していたということです。
 それが一段落した後、彼女は日本に入ってきます。そして横須賀で捕まったんです。横須賀には防衛大学校があります。自衛隊の幹部になる人たちの学校です。その生徒たちが主としてお客さんだった「夢見波(ゆめみは)」というスナックを経営していた。その開店資金は当然、朝鮮労働党から出ていると思います。
 自衛隊員の中に、自主革命党員を作ろうということで、彼女は横須賀でスナックをやっていたんです。私は自衛隊の基地で時々講演をします。90年代の半ばに、ある基地に講演に行った時、東京から新幹線で自衛隊の人が一緒に乗っていたんですが、一緒にいると色んな話をしますよね。
「自衛隊の中に北のスパイが入りそうになって危なかったんですよ」と言ったら、「実は私の防大の同期が『夢見波』というスナックに入り浸って、カウンターの中に入ってシェーカーを振っていました」という話を聞きました。
 八尾恵さんは在日朝鮮人じゃないです。日本人です。90年代の日本の世論はまだ自衛隊に対して冷たかった。スナックの若いママが、「私は自衛隊のファンなのよ。国防のために頑張ってね。サービスしますよ」と言ったら、自衛隊の幹部の卵たちは、「ここはいい飲み屋だ」と思って来るわけです。それも、この「日本革命に関する根本問題」に基づいてなされていたのです。
 八尾さんの夫の柴田も、やはり日本で捕まりましたが、彼がやっていたのは、高校生を集めて勉強会みたいなことをやって、その中の優秀と思われる人間に主体思想を教えて、私が聞いているのでは、ヨーロッパ経由で北朝鮮に送って、教育を受けさせて日本に戻して、防衛大学校を受験しなさいと言っていたと。それも自衛隊に関係があるんです。
 しかし、日本の警察は大変優秀で、また時期がよかったため、ソウルオリンピックの直前ということで、世界中の情報機関が北朝鮮のテロを防ぐために協力していて、ヨーロッパでキム・ユーチョルという北朝鮮の工作員としょっちゅう一緒に動いていた日本人が、今日本に戻ってきていて横須賀にいるということが分かって、神奈川県警が逮捕した。
 しかし、日本にはスパイ防止法がありませんので、私文書偽造で逮捕しました。それは何かというと、アパートを借りる時に、契約書に八尾恵と本名を書かなかったと。そういうことでしか逮捕できないんです。自衛隊にスパイを入れようとしていたという、治安に関わる重大な、我々から言えば犯罪です。刑法上は外患罪という、敵国と内通して日本の安全保障を危うくするという戦前からある罪名は法律上生きているんですが、それでなぜ逮捕しなかったのかと今でも思っています。
 まず、『産経新聞』の記事、八尾さんが2000年に来て日本革命テーゼのことを話したこと、その背後にある金正日の狙いについて少し問題提起しましたが、惠谷さん今の話を聞いてどうですか。

  
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