救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「寺越事件50年、今何をすべきか 東京特別集会」全記録



◆寺越事件の4年前にも北工作員を逮捕


西岡 今日の資料で、寺越事件の4年前に、近くで北朝鮮の工作員が逮捕されていたという新聞記事があります。「滝事件」と言われているものですが、それに少しだけ触れたいと思います。
 逮捕された工作員は、日本の学校を出て、終戦の時に北朝鮮に引き揚げた。北朝鮮で工場に勤めていたけれども、在日米軍の動向を調べる必要があって、スパイに選ばれて、日本の学校に通っていたということで日本語ができ辛光洙に似ているケースですが、石川県に入ってきた。
 その時与えられた使命が、日本に既に入っている工作員に乱数表と工作資金を渡すことと、大阪市内に連絡アジトを作ること、石川県の中の密入国の地点の調査をすることでした。
 寺越事件はその4年後に、工作船が深夜近づいてきたわけです。安明進氏と一緒に現場を見た時、「おかしいなあ。目印になるものがないなあ」と彼は言ったんです。
 上陸地点であれば、目印になるものがある筈だ、と言いました。そして近くにいる人たちに聞いたら、「この山の上に昔は一本松がありました。遠くからよく見えました」と。そのちょうど一本松の下の磯に、実は昭二さんたちが網をかけていたんです。
 船で上陸地点をめざしてくると、網があるわけですから、普通だったら黒い船が来たら逃げるんですが、「ここに網があるぞー」と言って向かっていった。
 安明進が聞いているのでも、「船で行ったところ、向かってきた」と。工作員の上陸地点は隠さなければならない。それで、「本来なら殺すところ、子どもがいたので殺さないで拉致しようとしたら、子どもが泣きわめいたので、そして一番上のリーダーみたいな人がその子どもをかばったので、その場でそのリーダーを撃ち殺して、潜水用のおもりを付けて海中に遺体を捨てて、2人を拉致した」と、拉致した犯人から聞いたと証言しました。
 その4年前に、上陸地点を調べるために、この近くの港に工作船が入って、スパイが入っていたということが明らかになっています。
 当時、しょっちゅう北の船が来てスパイが出入りしていたこと、そして確保された上陸地点を守ること、それが寺越事件の背景にあったのではないかということを示す貴重な新聞記事(「北国新聞」平成15.5.15)です。
 政府が真相究明をすると言っているわけですから、こういうことも含めてきちんと真相究明をしてほしいと強く思いますし、大臣にも、国家公安委員長ですから、また逮捕された犯人は実刑で11年という資料もありますので、そういうものもふくめてきちんと調べていただきたいと思っています。
 何かご質問があればお受けします。


  
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