「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」全記録
◆スカム・パンチョイさんからのメッセージ
タイ人拉致被害者アノーチャー・パンチョイの兄 スカム・パンチョイより
本日会場にお越しの皆様。日本の家族会の皆様。
私は、タイ人拉致被害者アノーチャー・パンチョイの実の兄の、スカム・パンチョイです。
私の妹のアノーチャー・パンチョイは、1978年に北朝鮮政府によってマカオから拉致され、それから35年目になる現在まで、北朝鮮から戻ることが出来ずにいます。
私は、家族が一刻も早く、ごく普通の暖かい暮らしを取り戻したいという気持ちで一杯です。
アノーチャーが北に拉致されていたことが判明したのは2006年のことですが、日本の皆様にはそれ以来、変わらず支援を頂いていることに改めて感謝申し上げます。
拉致被害者家族の気持ちはいずれの国でも同じです。本日会場にお越しの皆様のご支援により、私の妹、そしてすべての拉致被害者が、一刻も早く家族の元に帰ることを心から希望しています。
私はもう体調がすぐれず、耳も聞こえません。
私の人生の最後に、また再び妹に会うことが、私の唯一の望みです(拍手)。
島田 続いて、ルーマニア人拉致被害者ドイナ・ブンベアさんの弟、ガブリエル・ブンベアさんからのメッセージです。