救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

5.古屋圭司 自民党拉致問題特命委員会委員長




ただいまご紹介をいただきました古屋圭司でございます。今年もこうやって皆さんと一緒に、この大会を開催しなければならないこと、私も忸怩たる思いです。我々が政権にいた時に解決しきれなかった。本当に残念です。しかし今、新しい政権になって、今ご挨拶された中井大臣は一生懸命取り組まれておられます。私はそれを認めたいと思います。
例えば先ほどの女子サッカーの件、あるいは私たち自由民主党が大反対を決議しましたあの朝鮮高校への無償化、これも理解をいただきありがとうございます。そして黄長氏の招聘。これはどれだけ効果があったかはさておいて、今後は金賢姫氏の招聘も取り組んでおられる。これは高く評価したいと思います。
しかし、一方では、政府全体としてどういう取組をしているか。私は、鳩山政権の拉致に対する取組には極めて不満です。まず総理は就任後の所信表明でも、「拉致問題はあらゆる方策を通じて解決をめざします」と。皆さん、「あらゆる方策」というのは宥和策も入るんですよ。
我々は、「対話と圧力」と言いながら、圧力をかけることによって少しずつ(北朝鮮の)譲歩を見出していく、これに徹してきました。これは決して、私は間違ってなかったと思います。あの金正日率いる国に「友愛」で対応することができるんでしょうか。絶対無理ですよ。
そして新しい政府が対策本部を立ち上げた。我々が主張していた3つの基本方針、それは拉致被害者の帰国、原因究明、それから実行犯の引き渡し、この3つだった。しかし、新政権になったら3つ目の、実行犯の引渡しが消えてしまったのです。これはおかしいと思いませんか。みすみす外交カードを放棄しているに等しいんです。
そして3つの基本方針を推進するための6つの対応方針を決めて実行していました。それは、全員帰国の要求、制裁の強化、現行法の厳格な適用、そして情報収集を徹底して国内の世論啓蒙を行う、特定失踪者などの疑いがある分野でも調査を進める、最後に国際連携です。これは当然必要じゃないですか。なぜこれを外したのか。私が委員会で中井大臣にも質問しました。そしたら、「かつてがうまくいっていなかったからこれを外した」ということですが、確かにうまくはいっていなかったが、6つの方針は当然のことながら、やっていかなければいけないことなんです。
それを敢えて外してしまうということ。そして28日に新たな組織を作られるということですが、そこではっきり方針を出していただけるのでしょうか。3つの基本方針は否定するのでしょうか。私は、中井大臣がお一人で頑張っても限界がある。政府をあげて、組織をあげて取り組んでいくというのが、世界に対する、金正日に対する強いメッセージにつながると思うのです。如何でしょうか。
先ほど、(平沼)会長が話されましたように、デノミで失敗したら、勝手に責任者を銃殺してしまうというとんでもない国です。だから私たちは、今までやってきたものを徹底的にやる、そしてもし、不足だったら中井大臣初め関係者の皆さんが、新たな6項目を、追加6項目を出してもらうことを我々は大いに期待して、その背中を押そうじゃありませんか。
そしてもう一つあります。昨年、(北朝鮮は)2回目の核実験をしました。国連安保理で制裁を決めました。私たちにはそれを実行する国内法がありません。貨物検査法、これを早く成立させようと再三に渡って要求しています。残念ながら現時点でも成立を見ておりません。核の脅威にさらされるのは、ほかでもないわが国日本なので、速やかに対応するのは申し上げるまでもないことです。
ましてや、今日米関係が最悪の状態になっています。あの普天間の問題で。信頼は地に落ちたと言ってもいいと思います。これは拉致問題の解決にも大きく影響しているんです。今与党と政府関係者が、向こう(米国)の政府関係者と拉致問題で突っ込んだ話合いができるんでしょうか。答えは、「ノー」です。残念ながらできないんです。
私はその意味でも、この日米関係、そして日米韓の連携強化をしていくことが、何よりも今大切だと思います。みなさんそう思いませんか。残念ながらそういった熱意や決意や覚悟は総理大臣からも、あるいは外務大臣からの答弁からも、私は理解することができないのです。
今日の、『産経新聞』の朝刊をご覧になりましたか。あの横田さんが、「前は民主党の若い議員がいっぱい拉致の問題で発言してくれた。そして拉致問題を一生懸命応援してくれた。今、妙に、静かになってしまった」という記事でした。我々が今までやってきた取組は決して間違っていないんです。今時間が迫っています。そういう中にあって、改めて、拉致議連そして家族会、救う会が結束し、制裁をさらに強化することによって拉致問題の解決の糸口を見出していく、そして国際連携を通じて拉致問題の解決を見出していく。みんなで改めて結束して頑張っていこうではありませんか。
我々自由民主党も、シュミレーションチーム等が検討し、我々としての追加制裁、そして対応を近々に発表して、政府に対してはっきりと要求をさせていただきたいと思っています。どうか皆さん、この問題、日本を挙げて、組織を挙げて、そして政府を挙げて頑張っていこうではありませんか。どうぞ宜しくお願いいたします。

増元 古屋先生ありがとうございました。相変わらず熱い弁舌を皆さんに聞いていただきました。公明党の拉致問題対策委員会の委員長、そして拉致議連の役員である竹内譲先生に公明党の立場からのご挨拶をお願いいたします。




目次
第一部
1.増元照明
2.飯塚繁雄
3.平沼赳夫
4.中井 洽
5.古屋圭司
6.竹内 譲
7.泉田 裕彦
8.深井 明
9.荒木 和博
10.崔 光奭
11.バンジョン・パンジョイ
12.海老原智治
13.上田清司(メッセージ)

第二部
1.増元照明
2.西岡 力
3.横田早紀江
4.横田滋
5.有本明弘
6.飯塚耕一郎
7.平野フミ子
8.市川健一
9.松木信宏
10.松本 孟
11.寺越昭男
12.北野政男
13.横田 滋
14.横田早紀江
15.横田哲也
16.本間 勝
17. 有本嘉代子
18. 市川龍子
19. 斉藤文代
20. 増元照明
  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3