救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

5.有本明弘




去年の4月の末の金曜日に、田原さんがそういうことを言いました。私はこの会場で皆様方に、「日本の国にも嘘つきがいる。それは田原さんだ」と発言しました。その日のうちに、田原さんを裁判で訴えようという人が現われ、それで私も裁判の方向に方針を変えました。手続きなど色々な問題があり、実際に訴えたのは2か月くらい後でした。これまでに、裁判を4回やりました。1回目、2回目はそれぞれの言い分があり、私たちは、政府の公文書のようなものを裁判所に提出しました。3回目が3月にあり、4回目が4月にありました。
4回目の時点でやっと、私たちは田原さんが言っている、「外務省の高官から聞いた」ということについて(知ることができました)。しかし、外務省の高官3人は「そんなことは言っていない」と聞取り調査で答えています。
そうした中で、「そのようなことを言った高官は外務省をやめるしかない」と。政府の方針に反することを言っているのだから。だから、政府の高官がそういうことを言う筈がないのです。そういうことも私たちは心得ているから、私たちの弁護士は、田原さんが言ったことは虚偽だ」と裁判所に申立てています。
田原さんはこのことに関して、こちらが提出した書類は分かっているから、そしてこれに反抗したら勝てないと思うから、言い方を変えてきたのです。「取材した結果、死んでいるというふうに思っているのだ」と。既に言い方が変わってきています。3回目の時は、(外務省交換が)離したというものの翻訳(テープ起こし)の一部を文書にして出してきました。それには、田原さんが言うような、「死んだ」という文章は全然ないのです。
そして4月には、「外務省の本音」、「今交渉しているのは、本音では死んでいるということを知っているが、それを隠して、建前で交渉しているのだ」という言い方に変わりました。

西岡 つまり、テープお越しの文書の中に、外務省の人が、こういう根拠でめぐみさんや恵子さんが死んでいる、とは言ってないということですね。言ってないけれど、言い方で、「交渉の展望が暗いとか何とか言っているので、本音では死んでいると思ったと自分が判断した」と。

有本 そう。北朝鮮に取材した、と。外務省にも取材した、と。その他色々なところで取材した。「その結果、亡くなっていると私は思っているのだ」という風に変わってきたのです。

西岡 「私だけでなく、外務省が亡くなっていると思っていると、私は思っている」と。「私が思っていることを言っただけで、外務省が言ったとは言っていない」と。

有本 そうそう。そういうことです。自分が責任を負わないような言い方に変わってしまった。だから、とんでもない嘘つきなのです。それならば、私は、「嘘ついているのだから、インタビューの全文を出せ」と。「インタビューの原本、DVDを出せ」と裁判所には言っています。裁判所がそれを採用したら、田原さんは出すしかないだろうと思っています。田原さんは言い方をコロリと変えてしまった。そんな男なんです。初めに嘘を言ったら、最後まで嘘を言わなければならないのです。金正日と全く一緒です。
次(の裁判)は6月になります。「原本を出せ」という私たちの要求は、絶対崩さないように対応したいと思っています。

西岡 家族会・救う会はBPO(の中の放送人権委員会)に提起し、その結果、「発言は不適切、しかし言論の自由の範囲」という結果でした。BPOは、田原さん本人ではなく、放送局が相手です。テレビ局に対して、「不適切な発言をする人を司会者として使い続けるのですか」、と。いつまた「死んだ」と言うかもしれない。それも自分が思っているだけで根拠もなしに、公共の電波で、司会者として発言するのは許されないと思っています。日曜日の朝の番組は、彼は降ろされましたが、金曜日の夜の深夜番組は未だに司会者をやっていますので、是非またテレビ朝日には抗議を続けて生きたいと思いますが、皆様方も、「田原さんが司会で中立の議論ができるのか」ということを、テレビ朝日に伝えていただきたいと思います。

西岡 続きまして、若い飯塚耕一郎さんがこの席にいるのは、家族会の事務局次長という役職についているからです。お母さんの田口八重子さんは、22歳で拉致され、現在54歳。負けず嫌いで強い意志の持ち主だったと言われていますが、耕一郎さんは家族会の中で、唯一、子どもの世代です。昨年、金賢姫さんから、田口八重子さんがどのように北朝鮮で暮らしておられたかにつき話を聞かれましたが、今、お母さんである田口八重子さんのことをどう思っておられますか。

目次
第一部
1.増元照明
2.飯塚繁雄
3.平沼赳夫
4.中井 洽
5.古屋圭司
6.竹内 譲
7.泉田 裕彦
8.深井 明
9.荒木 和博
10.崔 光奭
11.バンジョン・パンジョイ
12.海老原智治
13.上田清司(メッセージ)

第二部
1.増元照明
2.西岡 力
3.横田早紀江
4.横田滋
5.有本明弘
6.飯塚耕一郎
7.平野フミ子
8.市川健一
9.松木信宏
10.松本 孟
11.寺越昭男
12.北野政男
13.横田 滋
14.横田早紀江
15.横田哲也
16.本間 勝
17. 有本嘉代子
18. 市川龍子
19. 斉藤文代
20. 増元照明
  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3