救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際会議「北朝鮮による国際的拉致の全貌と解決策」全記録




米国における拉致問題 〜北朝鮮が崩壊し、自由の国にならない限り解決しない〜



スザン・ショルティ 米国北朝鮮自由連合副議長


増元 スザン・ショルティさんは、ワシントンで米国北朝鮮自由連合副議長として、また米国国防フォーラム代表として活躍されています。我々がワシントンに行った折にお会いし、そしてワシントンでの活動にも色々と協力していただきました。北朝鮮人権問題については、この12月2日に行なわれた世界同時の中国大使館への抗議行動を企画立案し、行動された方です。


アメリカがいかにこの運動に携わっているのか、そしてこの運動のために協力がいかに大事なのかについて話をしたいと思います。

私は、1996年にこの運動に関わるようになりました。まず、アメリカで脱北者に、人権侵害について話をしていただいたことです。当時は、金正日体制がどう関わっているのか、そして他の国の市民を拉致していることは知りませんでしたが、その後この問題についても認識を深めるようになりました。

最初に認識を深めるようになったのは、国際会議(2005年2月19日、家族会、救う会、拉致議連が東京で開催した国際集会「日韓米は拉致解決にどう協力できるか」)で横田早紀江さんが娘の横田めぐみさんの話をされた時です。私はアメリカに帰る飛行機の中で涙を抑えることができませんでした。めぐみさんが北朝鮮の工作船で拉致された時、母親のことを思い出して泣き叫んでいた姿が目に浮かび続けていたからです。どんなに恐ろしい思いをしたことでしょう。この少女がこんな恐い思いをすることは、決してあってはならないことだったのです。あまり泣いているので「誰か肉親を亡くしたのか」と客室乗務員に聞かれました。もちろんそれと同じです。このようにひどく、すさまじい目にあった人が一人いるなら、私たちは肉親を亡くした位に悲しむのです。

北朝鮮の人権活動について、私は救う会が集めた資料を知ることになりました。そして、人権侵害についての議会証言を行なったことがありました。この拉致問題が、アメリカの北朝鮮人権法の中に入ることを見届けることになりました。そして同じ年ですが、山本有二さんと大変貴重なパートナーとなることができました。そして日本の救う会の状況を知らせていただくことになりました。また救う会の島田洋一さんと知り合うことができるようになりました。島田さんは私の大変大事な友人、同僚となりました。そして島田さんとともにアメリカで活動を展開してきました。

例えば、2004年には、北朝鮮自由の日というのを作りました。それは北朝鮮人権法を可決するためにワシントンでも抗議活動を行なったということです。資源はなかったのですが、寄付をあつめることもできましたし、アメリカの議会で島田さんにお話していただくこともできました。何千人もの人やマスコミがここに集まり、拉致問題について知ることになりました。それは最初に拉致問題について国際会議が開かれた時です。その時、北朝鮮の脱北者と救う会が互いにシェアーしていくことを願いました。そして救う会の西岡力さんからの情報も得ることができ、またたくさんの家族会の方にお会いすることができました。

この拉致問題は、北朝鮮が崩壊しない限り、そして北朝鮮が自由の国にならない限りは解決しないと思っています。だから脱北者と同じ痛みをみなさんは分かち合っていると思います。愛する肉親が金正日にさらわれているからです。

2005年に、私は議会で拉致問題について公聴会を開いてくれるよう要請しました。そして誰か議会の方にこの拉致問題に同意してほしいと言いました。しかしアメリカはこの拉致問題にあまり関心がなかったのですが、私はあきらめませんでした。そして2005年の4月に北朝鮮自由週間のイベントをすることができました。北朝鮮の文国韓さんが北朝鮮における大量殺戮展示会をしたのです。パネルセッションでは、島田さん、増元さんに来ていただいて、また韓国人被害者家族にも来ていただきました。

7月4日に、クリス・スミスに公聴会をお願いしたところ、ほぼ1年かかりましたがようやく公聴会が実現しました。私たちはこれを次の北朝鮮自由週間の一部にしてほしいと言いました。この1週間の間に金正日体制は単に人権侵害を北朝鮮住民に対して行なっているだけではない、これ以上残虐な人物はないということを示しました。これは他の国の人たちを拉致するという国際犯罪であり、残虐な行為を行ってきたということです。

北朝鮮自由週間の間に2回の公聴会が開かれました。まず最初は、具体的なこと。麻薬取引き、児童労働の強制、そして偽札づくりです。これは、トム・コバーン議員のもとで行なわれました。そして、クリス・スミス議員とジム・リーチ議員とともに4月27日、2回目の公聴会を開きました。これは初めて拉致問題が取り上げられた議会でした。そして横田早紀江さんの証言、そして李美一さんの証言を取り上げることができました。そして、趙チャンホさん。この人は韓国から43年間も戦争捕虜となった人です。

この公聴会により、2006年4月28日、北朝鮮自由の日に、横田早紀江さんと息子の拓也さん、そして金ソンミン・自由北朝鮮放送代表もブッシュ大統領と会うことができました。ブッシュ大統領は、彼が大統領在任中にもっとも心を打たれる面会だったと言いました。

この自由週間においては、ワシントンで活動している浅野いすみさんがオープニング・イベントを初め、ホワイトハウスの前のラファイエット・パークで拉致被害者について訴える集会を行ないました。また、議会の前でも集会を行ないました。日本政府の方も参加し、拉致議連の古屋圭司議員も参加されました。また、記者会見を行い、早紀枝さんなど日本から来られた方が参加し、支援を明確にしたのです。

今日アメリカではパティ・キムさんとクリス・シェルダンさんが作ったドキュメンタリー映画「めぐみストーリー」のおかげで多くのことが人々に知られるようになってきました。2006年10月4日、ワシントンD.C.で脱北者が作ったミュージカルが演じられ、この中に日本人拉致も組み込まれました。つまり北朝鮮の惨状だけではなく、拉致被害者についても人々に知らせたいということです。

今週金曜日に、浅野いずみさんが、ホワイトハウスの前で、拉致被害者の写真を掲げて静かな抗議の集会を開きます。アメリカでの活動は、救う会の方々と協力して行なってきました。すべての拉致被害者が帰ってくるまで、この問題で妥協してはいけません。そして我々の政府に、金正日の責任を追及すべきことを求め、そして彼は自分自身の利益になること以外は決してしないことを理解し彼に対して制裁の圧力をかけて要求するしかないことを言いたいわけです。

金正日は人道に対する犯罪を犯しています。250万人の自国民を意図的に餓死させています。また40万人またはそれ以上と言われる人々が政治犯収容所に入れられています。そして彼は、テロをしており、拉致をしてスパイの教育に当たらせています。その結果、韓国の航空機が爆破されました。また核兵器の力をもって国際的な社会から隠れ核をカードに使っています。また地域の中でテロをサポートする国とともに色々なことを行なっています。6者協議が行われ、人権の問題、拉致の問題に対応しなければ、さらに金正日が大胆になることを許すことになります。だからこのような残虐な独裁者の下で人々を苦しめてはいけません。北朝鮮からの脱北者そして拉致被害者をすべて故郷に戻し、北朝鮮の人々に自由を与えなければなりません。



  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3