救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

緊迫する朝鮮半島情勢下での救出戦略ー東京連続集会95全報告



◆祈ることしかできない

増元照明(増元るみ子さん弟)
 みなさんこんばんは。いつもありがとうございます。
 今日の話を聞いていて、核・ミサイル開発を止めるにはレジーム・チェンジしかないでしょう。3月から4月にかけて、トランプ大統領が「軍事制裁も選択肢の一つだ」と強い口調で言った時に、北朝鮮はミサイル実験はやりましたが、核実験をしませんでした。
 核実験は失敗しましたね。わざと失敗させたのではと思っています。どこまでやればアメリカは本当に空爆するのか。自分たちの技術はまだそこまでいっていませんよということをみせつけたいがために、何回も失敗した。
 そう思っていたんですが、ここ2回ほど成功させました。アメリカに対して「脅威」というふうに言っているんですが、本当にアメリカに対して脅威なんどでしょうか。
 稲田さん(防衛相)は、「日本のミサイル防衛網は完璧だから日本には落ちない」と言っていましたが、あれはアメリカのものでしょう。それを日本に配備して北朝鮮のミサイルを完全に抑え込めると言っているのもちょっとおかしいとおもいます。
 じゃあアメリカが持っているMDで北朝鮮のミサイルを抑えられないのかということでしょう。抑えられるのであれば、トランプさんがあらゆるリスクを想定しながら北朝鮮に空爆をするというのは考えられないのですが、単なる脅しなら、アメリカもそこまで足元を見られているのではと感じてしまいます。
 日本が制裁を解除する。拉致問題のための制裁は解除できると言っていますが、前から思っていることですが、ここまで15年間、日本の外務省と北朝鮮との交渉の中で、外務省は甘い言葉も言ったでしょうが、それでも北朝鮮は拉致被害者を返さなかった。今ここでそれをやって、2002年は1兆4千億円の経済支援でしたが、たかだか人道支援で拉致被害者を返すのか。それはないだろう。
 北朝鮮が核をあきらめないのと同じように、少額の人道支援等では動かない、拉致被害者を取り戻すことはないだろうと思っているので、あらゆる選択肢をあげるというトランプ大統領が空爆をするしかないのかと思ってしまいます。そうなったら拉致被害者は戦火の中で死んでしまうかもしれない。そういうことも考えると、非常に複雑な状況です。
 それに対して、日本政府は何を考えているんでしょうね。アメリカと連携してとか言いながら、自分たちは何もしない、アメリカに任せると言っているわけでしょう。拉致被害者の救出に関しても。「自分の国は何もできない」と明言されましたからね。結局アメリカに任せる。
 でもアメリカのやり方は一斉に攻撃するやり方です。後のリスクを考えると間違いないでしょう。それで拉致被害者はどうなるんだということを、日本政府は全く言いません。
 安倍さんがもし言うんだったら、「もう拉致被害者を取り戻す自信がありません。日本の安全保障のためには、北朝鮮の政権は日本のためにならないので、アメリカとともに、あの政権を変えていく方向で考えるしかない。この際拉致被害者を取り戻すことは少し困難になります」と言わなければいけないのではないか。
 稲田さんみたいに、「完全に防御できる」と嘘を言っちゃいけないですよ。できないことはできないと国民に言わなければならない。そうしないと次の対処ができないでしょう。国民も覚悟ができないじゃないですか。
 それをずっとやってこなかったのが日本という国でしょう。ずっと隠そう、隠そうとしてきたのが日本でしょう。戦争の時も「大本営」でみんな嘘ばかりでだまされて、結局は悲惨なことになったでしょう。同じことを繰り返しちゃいけないんじゃないですか。政府は、できないことはできないと言わなければならないと私は思っています。
 その中で私たちはどうするかということです。もし空爆が始まったら、拉致被害者の命は風前のともしびです。生きてることを祈るしかない。奇跡が起こって、被害者が生存してくれることを祈るしかない。
 それに対して安倍さんが何とおっしゃっているかというと、「わが国では何もできない」とおっしゃっているんでしょう。これはあまりにも無責任じゃないかと思います。責任放棄だと思います。できないんだったら「できない」と言ってほしい。
 1400か所の空爆を考えると、成功した2発のミサイルを考えると、トランプさんはやるかもしれない。今カール・ビンソンとロナルド・レーガンの2隻の空母が日本海にいる間にやる可能性が高いのではないか。6月が空爆の時期ではないかと思っています。
 この前、ティラーソン国務長官が、会話を優先させるようなことを発言されましたが、そういう時にやるのが一番効果的ですから。「やる、やる」と言うと向こうは備えますから。だから今が一番危ないのかと思っています。
 祈るしかないというのが、今の私の素直な気持ちです。皆さんも一緒に祈ってください。拉致被害者の命が助かるように。それしか日本にはできないでしょうから。残念ながら。


  
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2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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