救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致発覚から20年−我々はどこまで来たのかー東京連続集会93全報告



◆もし最初の拉致事件で厳しい対応をしていれば、その後の拉致はしなかったかも

長谷川煕(ジャーナリスト、元「AERA」記者)
 北朝鮮のような犯罪国家のことはともかくとして、日本という国、あるいは日本政府に重大な問題があるんじゃないでしょうか。今西岡さんがおっしゃったように、当時韓国側は、当然日本が相当の対処をするんじゃないかと思っていたふしがあります。
 私は実際に韓国側の人に取材して、その気持ちを感じていたものですから。しかし日本は何にもしなかった。色んな交渉はしているけれど、今もって40年間拉致されたままの状態です。
 経緯を調べてみると、驚くべきことに、一番最初に拉致が発生したのは1977年9月19日なんです。これは石川県の能登半島から、東京都三鷹市の職員の久米裕さんが、在日朝鮮人にだまされて能登まで連れ出されて、北朝鮮から来ていた船に乗せられて拉致された。これが最初です。
 この後拉致が1件ありますが、久米さん拉致の2か月後に横田めぐみさんが拉致されているんです。1977年11月15日に。久米裕さんの件で、確実に日本側で対処がなされていれば、横田めぐみさんの拉致は未然にくい止められたかもしれないし、それ以降続々と毎年のように拉致が続くわけです。これもなかったかもしれない。
 これに政府あるいは外務省がどう関わっていたのか。久米裕さんという人を三鷹市から連れ出して、「北朝鮮に行けばいい商売がある」というだまし方だったようです。石川県警察本部は北の暗号電波を解読していて、能登半島のある場所で何かが起こると、拉致が起こるというようなことを事前に分かっていて、警戒をしていて、三鷹市から手引きして連れて行った在日朝鮮人を捕まえているんです。
 しかし、その人は結局起訴猶予になり、その後日本に帰化して日本人になっています。私はきちんとした追跡しかしていないので漠然とした言い方しかできませんが、日本の政治家が介入して、それ以上の追及を止めさせたという話はあるんです。
 つまり、北朝鮮を刺激するなということなのか、あるいは何らかの利害関係、利権関係が北朝鮮とあったのか。ともかく日本の政治家が介入してうやむやになってしまった。ここで強力な活動を警察がやり、日本の外務省が北朝鮮に対して重大な抗議を申し入れていたら、それ以後の拉致があのように続いたのかどうか。
 13歳の横田めぐみさんが下校途中に暴力的に何かに押し込められて連れ去られるということが発生したかどうか。もう発生しなかった可能性もあるわけです。そうするとその日本の政治家というのは重大な責任を負うべきです。
 しかし政治の圧力に屈した警察も警察だと思いますが、私はここに日本そのものの、つまり今もって拉致問題がほとんど解決されていないのは、北の問題は論外ですが、日本側にも重大な問題があるのではないかと思っています。


  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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日比谷公園1-3