救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮最新情勢と救出戦略ー東京連続集会92全報告



西岡力(救う会会長)
 みなさんこんばんは。まず金聖●さんが持ってきてくださった映像を見ていただきます。これは2013年の映像で、北朝鮮の警察である人民保安省の格闘術の選手たちが中国に行って模範演技を見せた時のものです。金正恩時代の軍の一側面が見られます(略)。
 今日もまた金聖●さんに来てもらいました。北朝鮮の現状を話してほしいと頼みました。金正恩政権が維持されているのは、個人独裁システムがあるからだということです。まずは話を聞きます。またそれをどう利用して拉致解決に結びつけるかという議論をしていきたいと思います。

◆人民を脅し、世界を驚かせてきた北朝鮮

金聖●(自由北朝鮮放送代表、●=王へんに文)
 またお会いできて嬉しいです。めぐみさんのご両親、家族会の飯塚代表、家族のみなさんに今日もいいニュースを持ってくることができなかったことをお詫びしたいと思います。しかし、「希望を失わないでください」という言葉を付け加えたいと思っています。
 先ほど西岡先生がおっしゃいましたが、今日は北朝鮮の独裁システムについて皆さんと共に考えたいと思っています。先ほど意味せした場面は、2013年、中国の福建省で行われた場面です。金正日人民保安大学、これは警察要員の大学ですが、そこの撃術というんですが、格闘術の模範演技を見せている場面です。
 実は同じような映像が今回の物を含め韓国に3つあります。1つ目は金日成時代の映像、2つ目は金正日時代の映像、そして今日お見せしたのは金正恩時代の映像です。人々を驚かせ、恐れさせるような場面がありました。ある場面では今日の映像が一番すごかったし、ある場面では過去の映像の方がもっとすごかった、というような印象があります。
 人が変わり、時代が変わったので変化はあります。しかし、枠組みは全く同じです。煉瓦を壊し、ガラス瓶を壊し、また額で釘を打つという場面は同一です。これはいわゆる「主体撃術」、「主体打撃術」という名前で、北朝鮮の軍全体が訓練を受けている動作です。
 全く同じ事例であるとは言えないかもしれませんが、今日の北朝鮮の姿と比較してみたいです。金日成の軍隊でやっていたことを、金正日の軍隊でもやり、今日は金正恩の軍隊でもやっている。特別に変わったことがなく、世代と世代をつないで恐怖心を造成していく北朝鮮軍の姿です。
 そうであるならば、北朝鮮の軍はみんなあのような殺人兵器になっているんでしょうか。それは違います。泥棒もいますし、脱営兵もいます。栄養失調の患者もいます。しかし、全体的に見ると、世の中に向かって恐怖の雰囲気を造成しており、世の中を脅しているのです。
 そして絶対許せない敵(かたき)である日本、アメリカ、韓国に向けて、戦争をすることができる力量を持っているのかというとそうではありません。歩兵は今も67式小銃を持っており、また砲兵の大多数は1950年の戦争の時に使用した76ミリ平射砲や82ミリ迫撃砲を持っています。空軍も同じです。
 しかし、世の人々が印象づけられている朝鮮軍は、今回名称を新しくした戦略軍(元ロケット軍)であったり、6000門もある長射程の砲であったり、潜水艦発射弾道ミサイル、そして長距離弾道ミサイルと核兵器に集中しています。
 まともに戦争をすることができない軍人と装備を持っている北朝鮮ではありますが、戦略的な選択をうまくやった結果だと見ています。100万人を超える軍隊を持っているが、実質的に戦争をすることができない軍人だと判断した金日成と金正日が、早い時期から核・ミサイルを開発したからです。
 数多くの軍人たちを栄養失調に追い込んでおり、軍に対する国家的な供給さえもまともにすることができない北朝鮮の当局ですが、かなり前から秘密にそして集中的に核・ミサイルを開発してきたために、今日核・ミサイルをもって世の中を驚かせているのです。

  
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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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日比谷公園1-3