救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

今ここまで言える日本人拉致の全体像ー東京連続集会91全報告



◆工作員は砂浜には上陸しない

恵谷 治(ジャーナリスト、救う会拉致の全貌プロジェクト委員)
 人定拉致は工作員の通常の潜入・回収と同じパターンで被害者を搬送します。そこで接線をする必要がある。接線はピンポイントで会う必要がありますが、その前に顕著な岩であれ、建物であれ、灯台であれ、何らかの暗闇でも判別できる目印があるはずです。
 その時の海岸は、白砂青松の砂浜ではなく、岩浜、磯(岩の多い海岸)であることが必要です。磯なら工作員は上陸しやすい。このことを昨年ようやく確認できました。
 私はゴムボートは色々操作したことがありますが、岩場ではボートの底が破れてしまいます。だからそういう所は使わないだろうと勝手に思っていました。しかし、工作員から見ると、これは日本に潜入したことのある工作員に西岡さんと取材したのですが、海上保安庁の巡視船がうろうろしている間を入って潜入する場合、警察が対岸で構えているかもしれない。
 そして砂浜に上陸すると、サーチライトを当てられたら逃げも隠れもできない。影がすぐできるわけです。そしてあそこにいるということが分かる。ところが磯、岩場なら仮にサーチライトが当たったとしても、岩陰に隠れるとどこにいるか分からない。その間にしかるべき手が打てる。物理的にも心理的にも、磯の方が浸透しやすいことが分かったのです。
 当初海岸線は拉致の現場ばかり見ていたものですから、日本の白砂青松は危険だと思っていたのです。その後海岸を全部調べましたが、岩場と砂浜が半々で使用されていることが分かりました。
 例えば、久米裕さんは船隠しという特異な所があり、岩場で白砂青松がありません。それで考え方が変わってきました。



  
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