救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

ストックホルム合意から1年半‐被害者救出のために今必要なこと 東京連続集会88 全報告



◆韓国担当工作員のための教材が出てきた

西岡 ちょっと話がそれましたが、私は昨日まで北京に行っていまして、最近話題になっている「東京新聞」の報道について、その記事を書いた城内特派員と会ってきました。北朝鮮の内部から、拉致をしていた工作員の教本が出てきた。金正日政治軍事大学の教本です。そこに拉致という言葉が書いてあった。この教本は2011年まで使われていたから11年まで拉致があったのではないかと言われている、という記事です。
 結論から言うと、教本にはいくつか矛盾する標記の問題などがあるんですが、それは矛盾ではないことが分かりました。ですから本物である可能性がかなりあると思います。まだ現物を見せてもらっていないので100%とは言えませんが。
 綴りは南の表記です。300ページあるものがすべて南の表記になっています。但し、金日成の「お言葉」の部分だけは変えてはいけないので北の表記になっています。それ以外はすべて南の表記です。
 そして、韓国にいる元工作員に見せると、「韓国担当工作員のための教材にはこういうものがある」と。つまり、拉致という言葉は、情報を取るための拉致で、韓国人を拉致して情報を取ることです。日本とは関係ない。韓国でそういうことが行われたことがあるということだけが分かったということです。
 あの資料は対日工作員の資料ではない。私が持っている別の資料で、日本に潜入する工作員たちが持っているものでは綴りを韓国式にすることはないんです。例えば拉致は韓国ではナプチ。ラがナになります。しかし、北朝鮮ではラがナにならないのでラプチです。
 しかし、あの教本にはナプチと書いてありました。日本に潜入する工作員が持っているある文書ではラプチとなっています。対日の人たちはおなじ教本で学ぶので、これが出てくればよく分かる。これは城内さんも「確かにそうです」と言っていました。「日本の拉致とは直接関係ありません」と。
 そういうことも含めて、ファクトを一つ一つ積み上げて、持っているものを全部準備しておく。あれが本物だとすると、ああいうものが取れる状況になっているということですから、もっと色んなものを取って準備をしておかなければならないと思っています。

  
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